テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:日本映画(60&70年代)
数週間前から「青春三部作」と称して大島渚の 愛と希望の街(1959) 青春残酷物語(1960) 太陽の墓場(1960) の三本がパリの2つの映画館で上映されていました。 (今はMK2 Beaubourgという映画館一館のみに絞られてしまった様ですが。) この3本は 今回「悦楽(1965)」がフランスで初めて公開されるのを記念してリバイバル上映された模様。 個人的には「悦楽」は、コメディーなんだか悲劇なんだかはっきりしていなくて、 まぁそこは(意図的にそうしたみたいなので)構わないとしても、 テーマすらもよく分からない映画でした。 (題名からすると「肉体的快楽」がテーマなんでしょうけど、 それ以外の色々な事がねじ込まれすぎているのです。) せっかく個性様々な女優さんを集めているのに残念です。 あ、もしやそれで欲張り過ぎちゃったのがいけなかったのかも? その一方で、 今回初めて観た「愛と希望の街」と「太陽の墓場」は厚みのある映画で満足できました。 フランスでは「愛のコリーダ」を中心にとても高い評価を受けている大島渚。 これからも機会を捉えて色々観ていきたいと思います。 ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.06 09:31:30
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