テーマ:今日の出来事(292837)
カテゴリ:シネマテーク・フランセーズ
またもや夜の外出になってしまい、こんなものしか撮れませんでした・・・とほほ。) 先週末のパリ(書きたい事が色々あって日記が追いついていません・・)は、久々にいいお天気でした。 そうなると、ディノはお出かけしたくてしょうがない!! フランス人は太陽が大好きですからね・・・。 午後からは「どこか行こうよ」コールの嵐です。 でも身支度が異様に遅い夫と、超出不精の私。 家を出るのは夕方になってしまいました。 2人が目指していたのは、B線のシテ・ユニヴェルシテール駅近くに位置するモンスリ公園だったのですが・・・なぜかこの日の夕方に限ってB線が運転を停止していました。 もちろん代わりのバスが用意されているのですが、貼られていたポスターによると結構時間がかかりそう。 いくら日の長いフランスとはいえ、これからバスで公園まで向かったら着くのは日暮れ時になってしまうのでやめようという事になりました。 それにしても・・・B線に乗る為にダンフェール・ロシュロー駅まで来てしまった私達。 このまま家に帰るのでは気が済みません。 どうしようか・・・と言っていた時に私が、ダンフェール・ロシュロー駅から電車一本で行けるシネマテーク・フランセーズまで行ってみようと思いつきました。 (私よりもパリ生活が長いディノはなぜか路線図が全然頭に入っていないので、最初は私の申し出にキョトンとしていました。) こうして、移転後のシネマテークにようやく、初めて向かう事になった私達。 でも、これはとてもラッキーな事だったのです。 向かいの電車の中、2人でパリスコープ(ディノが持ってきていました!)を見て、その晩のプログラムをチェックしてみたら、なんとシネマテークで、ディノの大好きな増村保造特集が組まれている事が分かったのですから!! 今までシネマテークにちっとも注意を払っていなかった事を少し後悔しつつも、ディノは大喜び、私も小喜び。 でもその日の増村保造の21時の回の作品は既に観た事がある「猛獣」だったので、他の監督のものにしようという事になり、結局シドニー・ルメットの「グループ(1966)」を選びました。 ダンフェール・ロシュロー駅で「どうしようか、どこに行こうか」と考えあぐねて足止めをくってしまった事もあり、シネマテークに着いたのは20時で、映画の始まる時間。 チケット売り場に駆け込み、シネマテークのプログラムをさっと手に取り、(パリスコープには出ていなかったので)「グループ」の説明を慌てて読み、「この映画でいいよね!」とお互いに納得してからチケットを買ったので、入室した時には映画のオープニング音楽が流れていました。 「グループ」が上映されていたジョルジュ・フランジュという部屋はほぼ満席で、2人分の座席が空いているのは一番前の列だけでした。 通路が部屋の隅ではなく、座席と座席の間に設けられているので、他の観客の迷惑になってしまう、と慌てて階段を降りる私達。 気が急いているし、オープニングはなんだかド派手だしで、足元が照らされてはいるもののコケそうになりつつも、なんとか座席にたどり着けました。 気が動転し頭は混乱したまま、いよいよ新生シネマテークで初めて映画を観る瞬間がやってきました! (明日に続きます。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.19 01:38:37
コメント(0) | コメントを書く
[シネマテーク・フランセーズ] カテゴリの最新記事
|
|