テーマ:留学準備中♪(385)
カテゴリ:留学記・留学関連の話
(続きです)
ある日どうしてかは覚えていませんが珍しくも、 残業中に母と電話をしていました。 するとなんと、 パリ郊外の大学から手紙が届いていると言うではありませんか。 (もしかしたら、母がこの件で電話をくれたのかもしれませんね。) 早速開封してもらうと、編入OKの返事が書いてあるとの事。 不安でいっぱいの日々だったので 自分を受け入れてくれる学校のあった事がとても嬉しくて、 上司に報告したのを覚えています。 それを皮切りに少しずつ編入希望への返事が届いてきたので 学校選びもいよいよ、最終段階に到達しました。 (9月になってから《つまり私が渡仏してから》 返事をくれた学校もあった様な気がします・・・。 遅いってば!!) 最後に迷ったのが、 パリ郊外の文学部(最初に返事をくれた学校だったかも?)と、 地方の大学のArt du spectacleという、 映画もオプションで学べる学部でした。 パリ郊外の大学は市外に位置しているとはいえ、 とにかくパリに近いというのが魅力。 その一方でもう一つの大学は、日本で買えるガイドブックに 掲載されている事もあれば掲載されていない事もある、 小さな地方都市にあります。 私はその土地に行った事もなかったし情報もほとんど無かったので、 そこに行って一人で住むのは心もとなく思われました。 それに映画の勉強をしてみたいという ミーハーな気持ちがあったものの それがどういうものなのか想像もつかず、 文学部にした方が無難なのではないかという計算もあったし、 パリ郊外の文学部は私を Maitrise《メトリーズ=当時は「修士」》に編入させてくれるのに、 その地方大学だとLicence《リサンス=当時は「学士」の最終学年》から 始める事になっていたので、ついつい前者に惹かれてしまうのでした。 そんな私が最終的に地方大学の映画学部を選んだのは 東京で偶然再会した、 幼い頃フランス語を教えてくれたフランス人女性の言葉がきっかけです。 「日本で学べない事をした方がいいと思うよ。 それに勉強をしっかりしたいなら、地方の方がお勧めね。」 彼女からもらった一言に押されてした決心が 自分にとっていかに正しかったかが分かったのは、 留学生活二年目になってからの事でした。 (準備編は終了です。 次回からは、留学一年目の事を書きます。) ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 日本を出る二週間くらい前に、 同時期に留学を開始した友人に進められて急いで買った 「地球の暮らし方」シリーズのフランス編です。 出発前は時間が取れなかったので シャルル・ド・ゴールに向かう飛行機の中で読み、 後の家探しにおおいに役立てました。 色々あった家探しの思い出も、いつか書きたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.18 03:51:16
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