テーマ:★留学生活★(629)
カテゴリ:留学記・留学関連の話
フランス式理論の展開を知らない自分、
そしてそのハンディキャップを埋めるための 時間も実力も持っていない自分に気付いて 苦しみかけた私が思いついた即効性のある方法、 それは・・・・・・ 高校生が書いた「批評」を参考にする事でした。 カイエに執筆している専門家の批評なんて 逆立ちしても真似できないけれど、 一般の高校生のなら私にも出来そう! そう思って早速インターネットで検索すると、 どこかの高校の生徒達の書いた お芝居の批評文が4つほど掲載されているサイトが 見つかりました。 アップされている批評文はどれも、 その高校の中では評価の高いものの様です。 まずは印刷して、辞書も引きつつ読んでみました。 ふむふむ、なるほど。 次にその中から1つの文章を選んで、 それがどういった展開になっているのか研究しました。 その文章で扱われているお芝居は 私の課題とは何の関係もないから 「完璧に真似」をする事はできないけれど (それにもし本当にそんな事をしたら盗作になってしまうし) それでも 「全部で幾つの段落があるうち 最初の段落はこういう切り口で始まり 次の段落ではこういう展開があり・・・」 と一連の流れを、 自分で文章を書く時の骨組みとして模倣させてもらったのです。 結果安心できたし、戻ってきた点数も前より上がっていました。 (確か13点ぐらいだったと思います。) この大学のLicenceに在籍した一年の間には、 その後も何度か映画やお芝居の批評を 提出しなくてはなりませんでしたが、 その後はある程度安定した点数が取れる様になりました。 「『お芝居の批評文』を批評する文章」を書く事もあり その時は元になる「お芝居の批評文」の読解自体が難しくて 困りましたが、 クラスの子が複雑な部分の説明を 快く引き受けてくれたので助かりました。 (でも、かなりサボリぐせがあったその子は 自分自身のレポートは書かなかったらしく、 単位を落としそうになっていました・・・コラコラ・・・。) ハラハラしつつもレポート系の提出物はなんとか こなせる様になった私にはだんだんと欲が出て、 出来る事なら学士を最短の一年で修了させたいという 気持ちが強くなってきました。 でもその為には、下準備がしっかりでき 提出前にネイティブに文章チェックもしてもらえるレポートよりも ずっとハードルの高そうな筆記試験や、 映画テクニックの知識ゼロの私にはどうしていいのかすら 分からない実技系の提出物を何とかしなくてはなりません。 かくして、私の苦悩と努力は続くのでした・・・。 (この続きはこちらです。) ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.18 04:26:31
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