テーマ:☆留学中☆(2567)
カテゴリ:留学記・留学関連の話
どうしたものかと思っていた時、同じく写真素人の同級生がアナログなカメラの取り扱い方を知り合いに教えてもらったとの事で、私にもその情報を分けてくれました。
ありがとう! (一体何人の人にお世話になってるんだ?私・・・。) それでも分からないところはネットで調べ、何とか情報を補足しました。 写真を撮りに、いざ行かん! クラスの誰よりも早くカメラをレンタルしてきた私は、さっそく川辺まで出かけました。 時は冬。 川辺は寒いけど美しい白鳥がたくさんいて、いかにも映しがいがありそうだと思っていました。 ところが・・・白鳥達がじっとしていてくれないのでフレーム内に収めるのが難しく、あまりいい写真は撮れていないのではないかという嫌な予感がしてきました。 「とにかく今回は『撮影→現像』の作業を「試し」でやってみよう。出来が悪くてもまた取り直せばいいだけの話なのだから」 と自分に言い聞かせ、帰宅早々にフィルムを取り出す作業に挑戦。 ところが、おかしい。 カメラの上部に付いている金具をくるくると回転させればフィルムが巻き取られるはずなのに、途中から回す事が不可能になったのです。 焦って例の友人に電話して状況を説明してみたら、知り合いから借りてきたというカメラをすでに使用したという彼は、私のやり方は間違っていないはずだと言います。 ・・・・・という事は、このカメラ壊れちゃったのね・・・学校にたった一つしかないカメラなのに、私が破壊しちゃったのね・・・・。 先生に事実を報告すればいいのかもしれないけれど、次の授業までにはまだ日にちが在り過ぎる。 このカメラを使いたい他の人にも迷惑をかけてしまうのかと思うと申し訳ない気持ちに、あの偏見に満ちた先生に「野蛮な日本人」というレッテルを貼られるのかと思うと嫌な気持ちになります。 先生は気分屋さんにも見えたので「カメラを壊した」という事実があるだけで、これから撮るつもりの作品の評価が地に落ちそうな気がしてきて、私はすぐに決心しました。 この問題は何とか自力で解決して、学校には黙っておこう! 居ても立ってもいられなくなり、街に飛び出していくつかの電化製品屋さんと写真屋さんを回る私。 でもNG。 もうじきテスト期間だから、試験勉強もしなくてはいけないのに。 今は時間がとても貴重なのに、どうしてこんな事に駆けずり回る羽目になってしまったのだろう。 一体何がいけなかったのかしら。 きっと私の操作が悪かったのだろうけど・・・でも私は全ての手順を正しく進めたという自信があるのに・・・一体どうして・・・・? この授業の単位を落としたら、留年が決定してしまう。 あんなに頑張ってきたのに・・・。 こんな気持ちが頭の中をぐるぐる回っている状態で、小さな町をぐるぐると歩き回ったこの時間は、今でも苦しい思い出です。 (続きます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.19 04:42:40
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