テーマ:ラブラブ?新婚生活(349)
カテゴリ:主人の肖像
日本という国に興味しんしんのディノは日本語を習っていた事があります。 (写真はその時の練習帳。私より字が綺麗かも?) 効果は上がらなかったらしいしもう何年も前の事なのでディノは日本語会話が一切 できないのだけど、とにかく日本映画を観続けているのと私が時々冗談めかして単語を 教えているせいか、いくつかの言葉はインプットされている様です。 「いただきます」の代わりに「タダイマ」と言ったり、「幸せ」という言葉を聞くと 「モリアワセ?」(和食屋さんにはよく「寿司盛り合わせ」や「焼き鳥盛り合わせ」が あるので)と聞き返してくるレベルですが・・・・。 ある日、ベッドサイドにボンボン(飴玉)のパックが置いてあるのに気がついた私。 寝る前に食べちゃダメだっていつも言っているのにと思って指摘すると 返ってきたのは・・・・ 「だって僕、『ぼんぼん(お坊ちゃん)』だから」 という言葉。 ・・・・・確かにディノは村医者の息子として育ったから、見かけによらず おぼっちゃん的なとこあるんだけど・・・・・。 ギャグのくだらなさと、よく「ぼんぼん」っていう日本語を覚えていたねという感心の 気持ちとで、怒りが薄れてしまいました。 それから数日後。 毎晩映画を観にいくディノに私は怒っていました。 「毎晩一人で夕食を食べるために結婚したんじゃない!」 と言った後黙っていると、ディノは私を慰めようと、なんと日本語で話しかけてきました。 「カノシイ?」 ・・・・それってどう考えても「悲しい」という言葉に「楽しい」という言葉が 乱入してきているよね・・・・。 (私が何回か、ドリカムのある歌のサビ「うれしい、たのしい、だいすき」を 教えたからかなぁ?) アナタは何が言いたいのよ~~!!と思いつつ、絶妙の天然ボケにちょっと笑って しまいました。 その後ディノは急に日本語を勉強したくなったらしく、数冊持っている日本語のマニュアルを 手に、私に 「ワタシノ イエニ キマセンカ」 「シャシンニ トッテモ イイデスカ」 「アナタヲ アイシテイマス」 などのフレーズを言ってきましたとさ。 めるし~・・・・。 ディノが週二回通っていたパリの日本語学校では、このシリーズのテキストを使っていた みたいです。 ちらっと見たらなかなか良さそうな感じでした。 (彼が日本語を習っていた時まだおつき合いしていなかったので、詳細は知らない私です。) 投票(をクリック)していただけると、励みになりますです。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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