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私の滞在許可証を更新しに今月12日、パリはシテ島の警察庁(Prefecture de Police)に行って来ました。 今年の1月2日に結婚後初めての滞在許可証の更新をしていたのですが(それまでは「学生としての」滞在許可証を持っていました)、1年間の有効期限がそろそろ終わってしまうので、先日予約を入れておいたのです。 来年のために覚えておきたいとっておき情報もあるので記録しておきます。
人によって持っていく書類が違ってくると思うのですが、私がこの日に持参したのは下記の書類と、そのコピーです。 (*注 フランスで生活している日本人なら誰でも知っている通り、こちらでは、担当する人によって考え方や言う事が違ってくる事があります。なので、同じ書類を持っていってもNGを出される事だってあると思います。参考程度に読んでくださいね。)
・事前に送られてきた質問用紙 ・現行の滞在許可証 ・有効なパスポート ・証明写真3枚 ・Livret de famille(区役所で結婚式を挙げた直後にもらえた「家族手帳」) ・私と夫の名前が連名で入っている、EDF(電気会社)とGDF(ガス会社)の請求書 ・私達の名前が連名で入っている、最新の税金の通知書(Avis d'imposition) ・やはり私達2人の名前が入っているミュチュエル(任意で入る健康保険の一種)の会員カード ・夫のパスポート ・・・・・そして夫です。 (最初は気付かなかったのですが、事前に送られてきた「持ち物一覧」に「結婚相手」も記載されていたのです。ちなみに手紙を文字通りに受け取ると、主人のコピーもとらなくてはいけない事になってしまうのですが、さすがにできませんでした(笑)。)
たぶん前回もそうだったと思うのですが、窓口でもらったフォーマットに2人で名前や住所を書き込み、「結婚誓約書」を書かされました。 こちらでは偽装結婚も多いからかな、なんて思います。
16時の予約に、8分ぐらい遅れて到着した私達。 「どうせ待たされるから」 と思っていたからこそなのですが、着いた瞬間、部屋がガラガラでびっくりしました。 受付の人も私達を見て 「あ、そういえば今日は16時からの人が居たんだっけ?」 なんて言っています。 そんな訳で私達、待ち時間が2分だけ(係員が窓口に移動し、書類を広げる時間)で済んでしまいました。 ラッキー!
ちょっとヒヤッとした瞬間もあったのですがコトはうまく運び、その場でレセピセ(本物の滞在許可証が出来るまでの間持っておく「仮滞在許可証」)をもらえました。 これがあれば、出入国も問題ないそうです。 (今までに聞いたり読んだりした話も合わせて考えると、これはちょっと疑わしいかもと思ってしまいますが。) あとは、1月28日に完成する本物の滞在許可証を、都合のいい日時に引き取りにいくだけです。
窓口の人にさようならと言って席を立ったのが16時43分。 いつもこんなに空いているのかなぁと不思議に思って質問すると、水曜はいつも人が少ない(これは重要!)との事でした。 「なぜ水曜が?」 と思いましたが、この日は小学校がお休みだったり、午前中だけで終わったりするので、お子さんの居るご夫婦は来られないのかもしれません。 私の場合たぶん10年間有効の滞在許可証をもらうまであと2年待たなくてはいけない(その間は毎年更新)と思うので、来年も再来年も水曜に予約を入れようと決心しました。
「今年はいいけど、これから共同名義の銀行口座を作って、次の更新の時にはその証明書を持ってきてね」 と言われたので、仕方ないけど作る事にします。 これ確か去年も言われていたのよね・・・「できれば」という事だったから、無視してしまったけど・・・。 (逆に、今回持って言ったミュチュエルの会員カードはあまり意味がなかったみたいです。来年までにはさすがに、セキュリテ・ソシアル(国民健康保険の様なもの?)の登録が終わっているはずなので、それも持ってくるつもりです。) 追記:アップしてから、フランスの滞在許可証に関する幾つかのサイトを覗いてみたら、更新する場所によってずいぶん方式が違うみたいですね。私の例は、あくまでパリのお話という事で、お願いします。
(写真は警察庁の出口です。右に少しだけ、ノートルダム寺院が見えます。本当は入口を撮りたかったけど、予約時間に遅れて着いたのでさすがに気が急いていて、諦めました。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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