テーマ:★留学生活★(629)
カテゴリ:留学記・留学関連の話
留学の回想が書きかけになっているので、久々に進めたいと思います。 (今までに書いたものは画面右の「カテゴリー」の「留学記・1年目」からご覧ください。) 私は留学を映画学科の「リサンス」という学年から始めたのですが、私の行っていた大学ではこの学年になってもまだ映画に関係のない授業がたくさんあって、苦労しました。 だって、「現代ダンス」の授業もあったんですよ!! (もちろん実際に踊る訳ではなく、分析です。) 私には全然良さの分からない世界だと思って今までまともに観た事なかったのに。 ビデオを多数見せてくれたのでイメージは沸きましたが、なかなか辛いものがありました。 クラスメートから借りたノートを見ても要点が分からず困ってしまったので、結局同じクラスの日本人の子の知人に手伝ってもらって、テストは何とかクリアーしましたが・・・。 それから演劇史」!! これは本当にちんぷんかんぷんでした。 後期はブレヒトについてだったのですが・・・演劇知識ゼロ・観劇経験ほとんどナシの私には難しすぎです。 この先生は珍しくもプリントを作成して配ってくださったのですが、ビデオなどで実際の劇を見ながら説明してくれる事がほとんど無かったので、私は文字を追いながら勉強した感じになってしまいました。 レポートは頑張ったけれどペーパーテストの結果が悪かったはずなので、成績は他の科目と比べても特に劣っていたんじゃないかな・・・。 「歴史」と言えば「映画史」の授業はまた違う意味で困りました。 興味はあるし、トリュフォー作品の話なども出てきたのでイメージが沸きそうでしたが・・・先生の話が全然理解できないのです。 でもしばらくして、それは私だけでなく周りのフランス人学生も同じだと分かりました。 先生の授業内容は「歴史」というよりも「哲学」的で、難解だったのです。 (この年にはこんな具合に、授業タイトルとその内容がズレているものが幾つかありました。) お昼休みの直後だったので眠ってしまった子も結構居たはず・・・。 これまたクラスメートのノートを見てもちんぷんかんぷんだったけれど、何度も読んだりしているうちに、最後に幾つか要点が見えてきたのを覚えています。 (でもその内容はもう忘れてしまった・・・) それから辟易しそうになったのは経済学の先生です。 とにかくやる気マンマンの方で、授業が濃密でした。 もう、喋る喋る! 内容や先生の話し方が割と聞き取りやすかったのは救いでしたが、この頃の私は 「メモをとるつもりで聞かないと、ついボーっとしてしまう」 癖に 「いざメモをとると、ペンが動いている間は耳がお留守になっちゃう」 という状態なので毎回本当に疲れ果てました・・・。 その上この先生、自分の授業進行が年度頭に配った予定表よりも遅れていると気づいてからは、授業を延長する事もありました。 確かもともと2時間ぶっ続けの授業だった、これはすごく痛かった・・・。 ノートの量も半端じゃなく多くなってどうしようかと思っていたら、なんと後期のテスト前になってこの先生 「試験範囲は第○章と第△章と第×章だけにします」 というではありませんか! それまで一生懸命全ての授業をカバーしてきたのに、半分以上はテスト範囲から除外されてしまいました。 これって助かるし嬉しいけど、空し過ぎ ・・・とまぁ、なにしろ科目数が多かったので思い出せない授業もあるけれど、今覚えているだけでも色々な先生・様々な講義がありました。 短く書こうと思ったのに長くなったので、続きは次回にします。 投票(をクリック)していただけると嬉しいです。 人気ブログランキングへ 一番上の写真は本文とは関係なく、昨日我が家から見えた夕日です♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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