テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:留学記・留学関連の話
ここのところずーーっと「論文指導をしていただく教授探し」についてばかりを書いていたのですが、大学編入をする為には、それ以外にもすべき事があります。 各大学から願書を取り寄せ、必要書類とともに期限内に事務室へ送り返す作業です。 なので私も論文計画書の準備と並行して、映画学科のあるパリの各大学に手紙を書き、願書を送ってもらっていました。 その頃は指導教授探しと後期試験の準備で頭がいっぱいいっぱいだったので受け取った願書にはちらっとしか目を通さずにいたら・・・ある日パリ第8大学への願書返送期限がその4日後に迫っている事に気づいてびっくり! (この学校だけ、ずば抜けて締め切りが早かったのです。) しかも面倒(失礼!)な事にこの学校の願書は自分で記入するだけでは済まされず、なんと「現在在籍している学校」に埋めてもらうべき欄もあったので、不本意だったけど急遽授業を休んで事務室に向かいました。 向こうは慣れている様であっという間に必要事項を書いてくれたのが幸いでしたが・・・願書に対してのんびりしすぎでしたね・・・私。 それから急いで始めた願書を埋める作業は論文計画書の作成に比べたら楽でしたが、それでもいざ外国語で書くとなると自信のない箇所があったりで、いっぺんに数校に対応するのはやっぱり大変でした。 細かい質問が多くなりクラスメートに聞くだけでは回せなくなってきた私は、大家さんが私の部屋の真下で開いている猟具屋さんを訪ねて質問したり、これまた知人のリボン屋さんにも足を運んだり・・・本当にたくさんの人にお世話になりました。 さて、パリの大学から願書を送ってもらうと大体の場合、学部の説明や教授陣の経歴が簡略に書いてある用紙も同封されていたので、私はどの方に指導教授をお願いすべきか選ぼうと、目を皿の様にしてリストを眺めました。 もちろん「字幕」や「吹き替え」なんてマニアックな部門を専門にしている教授なんてどこにも居ないので、ジャンルとしては少しでも近そうな「台詞」や「台本」について研究されている先生達をピックアップ。 私は自信がなかったので元々は「ヘタな鉄砲、数うちゃ当たる」戦法で行こうと思っていました。 つまりパリの(映画学科のある)全大学から1人ずつ教授を選び、その全員に「手紙・論文計画書・履歴書+返信用封筒」の「3点+α」を送りたかったのです。 でも時間の関係もあり、まずは4人の教授達のみにそれらを郵送する事にしました。 その中の1人の名前だけは知っていたものの、もちろんどの教授とも面識が無かったのでこれまた一種の賭けでしたが・・・。 それは今思えばまさに、ルーレットが回りだした瞬間でした。 今日の写真は、たまにはベタベタにという事で「凱旋門」です。 投票(をクリック)していただけると嬉しいです。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.15 08:40:33
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