テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:留学記・留学関連の話
(1つ前の日記の続きです。) 封筒の消印や当時のスケジュール帳から推測するに、このお手紙を 受け取ったのは6月10日の出来事だったのではないかと思います。 それはちょうど後期試験の真っ最中で・・・そう、試験最終日は6月17日 だったのです。 なので編入準備に時間を取られて試験対策が思うように 出来ていなかった私は、お手紙を読んだ時反射的に 「今、片道3時間もかけてパリまで会いに行くのはキビシイから来月に お会いしよう」 と思っていました。 以前にも書いたけれど、せっかく編入先が決まってもこの学年を 留年する事になってしまったら意味がないですからね。 (夏休み明けの追試を受けるという手段もあるにはありましたが・・・。) でも面会を先に延ばしたいという気持ちの裏に 「自分に自信がないけど、お会いするのを来月に持っていけばその間に 色々準備できる」 という気持ちもあったのは確かです。 なのに・・・それからすぐ日本の母に報告の電話をして気持ちが更に 興奮してくるにつれ、そして先生からのお手紙の 「その前後」という文字の「前」の字の真下に アンダーラインが引いてあるのに気づくにつれ、やはり「善は急げ」で、 試験があろうがなんだろうが今週中の面会をお願いしようと思うに 至りました。 思い切って教授のおうちに電話してみると、落ち着いた温かみのある声の 男性が出てくれました。 なんとそれがご本人!! もちろん私の事を覚えていて、ご出発の前にお会いしたいと言うととても 乗り気でした。 (ほっ。) そしてその週の14日(金曜日)を提案いただいてからいったん電話を切り 電車の時間について調べに駅に向かいました。 その道すがら私は、お天気のいい日にすごく嬉しいニュースを 抱えていたので、もしも走ったならスキップになってしまいそう。 窓口でパリに向かう列車数本の時刻を教えてもらってからまっすぐ帰宅し 教授にもう一度お電話して会う時間を最終決定しました。 そしてその4日後には・・・パリの中心部にあるお洒落なアパルトマンの 4階のドアの前に立っている私が居たのです。 (続きます。) 上の写真は、先日RER(郊外電車)の駅を降りた時に目に映った光景です。 相変わらず影が長いのでうまく伝わらないのですが・・・鴨もいてとっても 素敵 駅前がこれだなんてさすがは高級住宅地ねぇ。 投票(をクリック)していただけると、励みになりますです。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.17 21:37:09
コメント(0) | コメントを書く
[留学記・留学関連の話] カテゴリの最新記事
|
|