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(上の写真は今日の日記の舞台になった我が家の廊下を、寝室側から 写したところです。 手前のドアの向こうがバスルーム。) 体力の回復しきらない義母を手助けする為、つい一週間前まで ノルマンディーの実家に戻っていたディノ。 義母を助けたいという思いもある一方で、パリの自宅に帰りたいという 気持ちもあれば、私をずっと1人にしておくのが心配という焦りもあり、 電話口ではいつも 「もうじき戻るからね」 と、繰り返していました。 私としては事態が事態なだけに出来る限り義母のそばに居てあげて ほしかったのに、毎日の様にそう言われるとディノがいつ・どの瞬間に 戻ってくるのか分からない様な錯覚に襲われました。 ディノが遠方から帰宅する日には家をきちっと片付け、食事もしっかり 用意しておきたいので、予告なしに帰ってこられるのも夜中に戻って こられるのも、かなり迷惑なのだけど・・・。 そんなある日の真夜中、私が寝室のベッドで1人すやすや寝ていると、 我がマンション内の廊下から足音が聞こえてきました。 私は反射的に「もしや泥棒?!」と思い、どきっとしました。 我が家は居間と寝室の2間しかないので、泥棒が貴重品(?)を探しに 寝室までやってくるのは確実です。 見つかったら目撃者として殺されるかも・・・隠れるのはムリだから、 せめて寝ているフリをしよう。 目をぎゅっとつぶりつつ、耳を澄まします。 ・・・あれ? 泥棒さんなかなかこっちに来ない、おかしいなぁ・・・なんて思っていると、 浴室から水音が聞こえてきました。 な~んだぁ、足音の正体はディノか・・・。 私を起こすまいと気を遣って、寝室まで来なかったのね。 話しかけに行こうと思って体を起こそうとした私ですが・・・ そこで目を覚ましました。 そう、これは夢だったのです。 やれやれと思って私はまたすぐに眠りにつきました。 すると・・・ また足音が聞こえてくるではありませんか!! もしや泥棒?それともディノ? とりあえずは正体が泥棒だった場合に備えて寝たフリをしなくては、と 思って目を閉じて耳を廊下の方に傾けていると・・・あれ? また水音がしてる!! これはディノなんだ、よし、起きよう!! そう思った瞬間に・・・ また目が覚めました。 なんだ、また夢だったのか。 そしてそれからすぐに気を取り直して寝入ったのですが・・・ またもや足音が聞こえてきました・・・・。 もうお分かりですね、ごめんなさい。 これもまた同じパターンの、夢だったんです。 という訳で私は翌日になって 「『夢の中で見た夢の、またその中で夢を見ていたところ』から昨日の夢は 始まったんだな」 と思っていたのですが、今こうして書いてみれば、ただ単に同じ夢を3回 見ただけなのかもしれませんね。 他人の夢の話ほどつまらないものは無いとも思うのだけど、滅多に夢を 覚えていない私にとってはなかなか忘れられないものがあったので、 書いちゃいました。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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