カテゴリ:フランスで安全に生活
フランスで実際に起こった電気関連の怖い話・第二弾です。 でも第一弾に比べるとそんなに怖くない(と思う)ので、肩の力を抜いて読んでくださいね。 今度は、駐在員家庭Bさんのおうちのお話。 Bさん宅の居間の天井には、一見スポットライトに似た形状の電気装置がついています。 3つある黒くて丸いカサの中に、丸い電球を1つずつはめるタイプのものです。 (カサはこんな感じ) この中に入れる電球は全くもってありふれたもので(名前は知りませんが、日本にもあるタイプです) まさか危険な事が起こるなんて思ってもいなかったのですが・・・。 Bさんのお話だとなんとある日、3つある電球のうちの1つが急に割れ、 ガラスの破片が居間の床を直撃したそうです。 怖い!怖すぎる!! 幸いな事にその時は誰一人電気の真下に居なかったため、怪我人は出なかったとの事ですが・・。 心配になったBさんは、早速電気屋さんに来てもらいました。 そしてどうしてこの様な事故が起こったのかを診断してもらったところ、 「あなたの選んだ電球は、この装置に対してワット数が高すぎるのです。 ワット数を下げれば、もうこんな事は起こりませんよ」 と言われたそうな。 一般的に、日本人はフランス人よりも明るさを求める傾向があります。 ご夫婦とも日本人のBさん一家も 「薄暗いのは好きでないし、視力が下がるから」 と考えてワット数の大きい電球を買っていたのですが、それが災いした模様。 このアクシデントからそろそろ3年経ちますが、以来慌てて3つの電球をもっと弱いものに 切り替えたおかげか、事故が再発した事はないそうです。 そういえば、もう1つ前の日記で書いたハロゲンのせいで壁が灰色になったおうちの知人も 「どうもハロゲンのワット数が高すぎたみたい」 と言ってましたっけ。 私自身も含め日本人は欧米人とは異なり、夜も明るい部屋で住みたいという気持ちがある為 照明装置の少ないフランスの家屋に住むとついついワット数を欲張ってしまう傾向がありますが 「郷に入れば郷に従え」 で行かないといけないみたいです、安全の為に・・・。 視力が落ちると困るので、Bさん宅の様に食卓にランプを置くなどの工夫は必要ですけど、ね。 1番上の写真は、ミラボー橋近くから撮りました。 見通しが良く、ビルが多いのがパリにしては珍しく、私のお気に入りスポット♪ ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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