カテゴリ:主人の肖像
私の主人・ディノは身長175cm、体重XXkg。 「要ダイエット」の体のせいか大きく見られがちだけど実は背もそんなに高くないし、 全体的な体のつくりも大きくはないと思う。 だけど、そんなに長くない指はとても太い。 (やっぱりこれは、「要ダイエット」の体のせい?) 上の写真は私と主人それぞれの結婚指輪だけど・・・いくら男女差があるとはいえ こんなにも太さが違うなんて・・・。 ディノの指輪は私の右手親指にはめてみてもぶかぶかなのだから、驚いちゃう。 この指の太さが災いしているのかな? うちの主人は「超」がつく不器用さん。 私も相当不器用だけど、生まれて初めて自分よりマズイ人を見ました。 洋服のボタン付けはできないし(やり方を知らないというのもあるのだろうけど)、 以前私のMDウォークマンを貸してあげた時は小さなボタンを押すのも一苦労みたいで、 イライラしながら格闘していた(^^; こんな人なのでてっきり小さい物は全てアウトなのかと思ったら、そうでもないのだから ややこしい・・・。 まだ結婚する前のある日私と友人数人がディノの家でくつろいでいたら、 彼が急に何かを一生懸命探し始めた。 必死のディノに 「どうしたの?何を探しているの?」 と聞くと、返ってきたのは 「弟(petit-frere)!」 の一言。 「弟」 確かにディノには弟がいるけど、なんでそれを居間であちこち探す訳? なんだかイライラしているディノを見て 「一体何の事だろう?」 と思いつつも放っておいたら、しばらくしてから聞こえてきたのは 「見つけた」 という嬉しそうな叫び声。 結局のところ、「弟」というのはディノの冗談で、実際に探していたのはこれでした。 ちょっと、解説しましょう。 ディノは日本で買ってきた、半分が赤で半分が青の色鉛筆がお気に入り。 (こんなのです。) 彼はもともと赤鉛筆を使って本の中の気に入った箇所に線を引いたり印をつけたりしていたのだけど 日本の100円ショップで2色鉛筆を見つけてからは、もうこれの虜になってしまいました。 それにしても・・・だからって・・・ここまで短くなってもまだ使いたいんだね・・・。 しかも「petit frere(元々は「小さい」と「男兄弟」をくっつけた言葉で、「弟」の意)という 愛称をつけてまで、大事にしてるんだね・・・。 (ちなみに主人はいっぺんに何本もおろしているのだけど、まだ長い鉛筆を 「grand frere」《「大きい兄弟」、つまり「お兄さん」の意》と呼んで、 「最初は『お兄さん』だったのが、後で『弟』になるんだからおかしいよね」 と、一人ツッコミしてます・・・。) ディノは今でもこのタイプの鉛筆を気に入っていて、月に3回は 「なくなった!」 と騒いでいます。 色鉛筆もあそこまで小さくなると、きっと彼のごつい指からするりと抜けてしまうのでしょう。 あまりにも恒例で馬鹿らしいので私は「弟」の捜索につきあってあげないのだけど、心ならずも ふと見つけてしまう事が結構多かったりします・・・。 よくよく探せばこのタイプの鉛筆はフランスでも売ってそうな気がするのだけど、 ディノは見たことがないそうです。 そして先日も、日本へ一時帰国する直前のM子さんに電話して 「買ってきて」 と頼んでいましたとさ・・。 私がこの夏日本で買ってきてあげると言っても、それまでの間のストックが欲しいと言って 聞かないのです・・・。 仕方ない・・・M子さん、よろしくお願いしますね。 ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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