テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:パリのアパルトマン管理・・・
(今回の水漏れ騒動で教わった事を忘れない様に記録しておくつもりですが、 ここに書いてある事はあくまで一個人が聞きかじった事ですので 間違いの含まれている恐れもあります。 その点をご了承くださいね。) 1つ前の記事の続きです。 主人がムッシュMの奥さんに再度電話をすると、彼女は少しだけ渋ったものの 同業の会社の電話番号を教えてくれました。 それから、言ったそうです。 「水漏れの原因になっているのが共有部分かどうかを見分けるには、 家の内側から水流を止めてみたらいいのですよ。 もしもそれで水漏れが止まったならそれは私有部分が破損しているという事だし、 もしも状態が変らず水漏れがそのまま続くのなら、それは共有部分に問題があるという事 ですよ」 なるほど! (・・・というか、もっと早くそれを教えて欲しかった・・・。) 我が家のトイレには上の写真の通り、たくさんの管がむき出しになっています。 その上についている2つのレバーのうちの1つが水流を調節する為のものだと私の主人は 住みだした15年前から知っていたのに、レバーがとても固いため 「無理に動かすと壊れそうで怖い」 と言って、いじろうとした事がありませんでした。 なので今回も触らないままだったのですが、マダムMに背中を押されて遂にトライ! 主人が恐る恐る力を加えると右のレバー(いつもトイレットペーパーを引っ掛けるのに 使っていたレバー・・)が回り、家中の水が止まったみたいでした。 (台所の蛇口をひねっても水が出てこなかったので。) 自分の家の水の止め方は、あらかじめ知っておくといいのね・・・。 それからマダムMに教えてもらった会社に電話すると 「では3時間後に行きますよ」 という返事がもらえたのに、約束の時間近くになって 「都合がつかなくなってしまったので予定変更して明朝にお伺いします」 と言われてしまいました。 主人も私もがっかりです・・・。 「よし、とりあえず断水の状態をキープしたままで出かけよう。 あとでもう1度マダムAの家を訪ねて、断水と水漏れの関係を確認しようね」 と言うと、疲れ果てた私達は久々の外食をしに、近くのレストランへ行きました。 なのに帰宅するともう夜11時で、マダムAに電話をして水の漏れ具合を確認するのが ためらわれました。 なのでそれはもう仕方ないと諦めて自分たちの寝支度や、賃貸人のシャワーの為に もう一度レバーをひねって、水を開放しました。 そして寝る前にもう一度水を止めようと思い主人にレバーをひねってもらったのに・・・ なんと台所と洗面台はすぐに断水の状態になるのですが、どういう訳か 浴槽にくっついている蛇口だけは、どんなにレバーを締めても完全な断水状態にはなりません。 (1番低い場所にあるからなのか、それとも水漏れの原因がこの近くにあるからなのかは、 分かりませんが・・・。) 30分以上ものあいだ主人にレバーをいじってもらい、私は浴槽の蛇口を観察していましたが どうしても、バスタブの蛇口をひねると水滴がポタポタと落ちてきます。 結局 「もうこれ以上無理をするとレバーが壊れるかも」 と判断して、眠る事にしました。 先ほど外出していた間もレバーを締めて水をバッチリ止めたつもりでいたのですが、 この様子を見る限りでは、どうやら本当の断水にはなっていなかったみたいです。 本当に断水できているかどうかを確認するには(もしかしたら)1つの蛇口を 確認するだけじゃ足りなかったのかもしれませんね。 翌朝9時にはムッシュMの同業者が来ます。 主人はその職人さんとまず一緒にマダムAの家に下り、一晩中ずっと断水(に近い状態)にした後の 水漏れ具合がどんなものかを見てくる予定です。 「うまく解決するのかな」 「水道管を取り替える様な大工事じゃないといいのだけど」 とドキドキしながらもベッドに潜り込むと、クタクタの私はすぐに眠りにつきました。 (あと1回だけ続きます。) ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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