カテゴリ:パリで結婚・区役所と衣装周り
結婚に関する思い出を振り返る前にまずは、 フランスでの結婚が日本での結婚と異なっている点を3つ挙げてみたいと思います。 (細かい補足は後々、回想の中で書いていくつもりです。) 1.入籍する為には、区役所で式を挙げなければならない。 日本では婚姻届さえ提出すれば「結婚」が成立しますが、こちらでは前もって日時を予約して 区長(もしくは区長代理)主催の30分ほどの式に出席しなくてはなりません。 新郎新婦が区長の目の前で結婚の申請書の様なものにサインをして、 初めて結婚が成立するからです。 日本だったらみんな各々の好きな場所で婚姻届に捺印をするのに、面白いですよね。 各区役所にはきちんと「婚礼の間」がある様で、 私も友人達の式に出席して幾つか見ましたがどこもとっても素敵でした。 2.結婚にあまりお金をかけない人が日本に比べて多い シャトーを借り切ったりする一部のお金持ちは別ですが、 私の知る限り(=主観)で言うとフランスでは 日本のホテルで行われる「結婚式」や「披露宴」の様に大掛かりなものは主流でない様です。 (その代わりもちろんお祝儀のシステムは無し。これはとてもイイと思う。) 私の友人のうち数人はかなり裕福なのですが主義を貫いてこじんまりとした式を挙げていたし、 結婚指輪は用意しても、婚約指輪は買わなかった様でした。 (ちなみにそんな状況を我が婚約者が見てしまったのも手伝ってか、 私も婚約指輪はもらっていません。ちょっと残念。) お金のある・ないだけで結婚式の規模を決めるのではなく 派手婚にしたい人はそれを実行するし、 逆に本当に親しい人のみに囲まれて結婚したい人も自分の意志に従う・・・ フランスならではの「周りに流されない」姿勢がここにも現れているのかもしれません。 それから、これはあくまで個人的な感想ですが・・・ 3.異国で式を挙げるとなると、自分の家族すら「お客さんになってしまう」 というのも挙げられます。 私の実家には母と妹2人が居るので(女系家族)もし日本で時間をかけて式の準備をしていたなら さぞ色々な意見をもらえて心強かったと思うけれど、 海を越えた場所から式&パーティーの相談をしていたので ドレスにしてもレストランにしても実物を見てもらえなくて残念でした。 それどころか「いざ家族が来た時に、がっかりされたらどうしよう」なんて心配になったりも・・。 式の数日前にパリに到着した私の家族はもの凄い勢いで事前準備を手伝ってくれて 本当に感謝していますが、重要な事を決める際に隣で相談に乗ってもらえなかったのは ちょっと惜しかったなーと思っています。 フランスでの結婚式&パーティーを振り返るにあたって避けては通れない特徴を記せたので、 次の日記から回想を始めようと思います。 ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 上の写真は、最近入った可愛いカフェの店内です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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