カテゴリ:パリで結婚・区役所と衣装周り
1つ前の日記に書いた通り、私の好みとはあまりに違うフランスのウェディングドレスの傾向を見て 私はだんだん悲観的になってきました。 当時のクォ・バディスによると、6月15日には婚約者と「ひやかし」でFranck et filsという 高級セレクトショップ(?)にドレスを見に行った事になっています。 ・・・が・・・度胸には人2倍自信のあるはずの私が、何故かいつになく気弱になってしまい ただ本当に「見るだけ」で帰ってくる始末・・・。 自分がどうしたいのかよく分かっていなかったので、 高級感に怖気づいたらもうそのまま、何も頑張らずに退散してきたみたいです。 (おかしいな~、いつも平気でハッタリばっかりかましている私なのに・・・。 この性格は指輪探しの時に最高に発揮されるのですが、また今度。) *Franck et filsのホームページ http://www.francketfils.fr/ (ブライダルについての説明は特にありませんが、一応ご紹介します。) その頃在仏日本人のインターネット掲示板OVNIを読んでいたら、 激安百貨店TATIでドレスを調達した人達の体験談が書いてありました。 コメントの感じだとそれもそんなに悪くなさそうだったので、 7月の終わり頃には「どんなものか」と、TATIのドレスも1人で見に行きました。 (ディノと一緒に行ったならあの人混みと雑然とした雰囲気のせいで 一気に「NG」が出てしまいそうだったので、内緒で黙って出かけたのです。) が、着いてみて(分かってはいたものの)周囲の落ち着きの無さにがっくり。 しかも95%が肩を出すデザインのものばかりで欲しいと思えるドレスが無かった為、 質すらもチェックせずに帰宅してしまいました。 「私はとりあえずできる事はやった(=『安くすませよう』とベストを尽くしてはみた)」 という、中途半端な達成感(?)だけ持って・・・。 *TATIのウェディングドレスがたくさん見れるページ。 http://www.tati.fr/www/index.php/tati/promo/action/mariage/ やっぱりイマイチかな・・・よほどの掘り出しモノを見つけられたらいいのでしょうけど。 下着っぽいもの&赤を取り入れたものが多いのを見ると、 流行は2年前とあまり変っていないみたいですね。 それから、8月9日には日本人経営のブライダル会社「ワタベウェディング」を 婚約者と訪れました。 「ワタベウェディング」パリ支店の本当のお客様はおそらく 「せっかくだからパリで結婚しよう!」 と決心して日本で契約も済ましてからこちらへやってくる人達なのだろうと思うものの、 電話して尋ねてみたら衣装のみのレンタルもしてもらえると分かったからです。 嬉しい日本から来たドレスだったら、私の好みと近いものもあるはずだわ そう期待しながら到着し話を聞くと、10万円か15万円前後から借りられる事が分かりました。 これなら予算内! ただ、ドレスの数はそんなに多くありませんでした。 きっと、日本から来る人達は渡仏前に選んで来るからでしょう。 (日本でだったら、きっともっともっと選択肢があるのではないかと思いました。) そして、残念な事にほとんどが袖なしのものでした。 1つだけ袖付きのがあったけれど、 それはボトムがタイトで「ウェディングドレス」という感じではありません。 白いよそ行きワンピースって感じかな・・・。 それはイメージが合わないし、このレンタルに10万円かけるのはちょっと惜しい気もしました。 「ワタベウェディング」では振袖も貸してもらえるという事だったのでそれもついでに 見せてもらいましたがピンと来るものはなく・・・実家にあるのを着た方が絶対にいいなと確信。 確かお店の方も、ここは基本的には日本から来る新郎新婦を対象にしているので 着物の在庫はあまりないとおっしゃっていた気がします。 *せっかく見つけたので、ワタベウェディング・パリ支店のページ(?) http://www.overseas-wedding.com/photosession/paris.html 今思えば身の丈に合わない高級なお店と、その真逆なお店と、それから 自分があまりお呼びでない「日本から来る人向けのレンタル屋さん」を周ってしまっていた訳です。 ただ当時はその要領の悪さにすら気づく事ができず、 「どこも空振りに終わった」という事実から落ち込みに拍車のかかってしまった私でした・・・。 ランキングに参加しています。 「頑張って!」と(当時の私に)思ってくださった方、をクリックしていただけたら 嬉しいです。 上の写真は、きれいに茂ったマロニエの木です。 (一週間ぐらい前に撮影しました。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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