映画大好き夫婦のパリ新婚日記

１つ前の回想の続き、すなわち当時（2006年8月）の日記の引用です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

お店を去る際、店員さんには
「このドレスはとても気に入ったけど婚約者にも見せてから決めたいので、また今度来ます」
という決まり文句を言った私。

でもI子さんには、明日１番最初のお店に戻って、あのドレスをもう１度だけ着てから買う事を
伝えた。

そうしたらI子さん、明日も付き合ってくれるって！優しいね。




I子さんとシャンゼリゼでコーヒーを飲んでから家に帰り、最初のお店に即効電話をする。

日曜なのでやはり閉店らしくて誰も出なかったけど、留守電に
あのドレスを買う決心がほとんど付いている事と、
明日できるだけ早めに行き「最後の試着」をしてから買いたい、と吹き込んでおく。

多分最後の「試着」をして気に入らない事はない気がしているので、買うと思う。

楽しみだなぁ。




明日は、最初のお店に戻る。

午前担当の人の感じが良くて親切で（午後の人はビミョーだけど）、
センスも今日のおばあさんよりは絶対に良くて、
交通の便も良くておしゃれな地域にあり、備品も店舗も新しくて清潔でかわいいお店に、
サイズ調整のためにあと３回ぐらい通おう。

きっといい思い出になるよ。




余談だけど今日「トミー」に居た時、私達の後に来たカップルがどんなものを選ぶのかを見ていたら
面白かった。

私とは全然違うタイプの女性が、私とはこれまた正反対のドレスを着ていたのを誉めたら、
結局それを買う事に決めたみたいだった。
（決断力あるなぁ・・・ここも私と違うわ。）

その婚約者と思われる人も私のドレス姿を見て「とてもキレイですよ」と言ってくれ、
あまりサエない男性だったけど（これは余計な一言？）、嬉しかった。




この２日で感じた事・・・昨日行ったお店にはたくさんの人が居たけれど
ここでもお客さんがみんな共通の目的を持っているので連帯感があり、楽しかった。

ドレスショップではまだ日本人どころか他のアジアの国の人とさえ会った事が無くて
誰一人として私には似ていないから、他の人の選択を見ても参考になった事などないのだけど、
それでも私はついよその人を観察し、会話に耳を傾けてしまう。

でも向こうも同じ様でふと目が合ったりするので、自然に会話になる。なごむなぁ。

こんな交流もドレス選びがもうじき終わるから、あとほんの少しなんだけどね。

（しつこくも、続きます。）

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