カテゴリ:パリで結婚・区役所と衣装周り
1つ前の回想の続きで、当時の日記の引用です。 しかしそこが、ふんぎりの悪い私。 もし今日の夕方までにあのお店に行けばいい話なら、その前に他のお店にも寄れるのではないか、 と思いつく。 毎日毎秒(というと大げさだけど)ドレスの事を考えているから もうずっと前から探している様な気がしているけれど、実はまだ4日目。 3日前に着たドレスが無くならないかという不安から、昨日と一昨日は慌てて 他のお店も見物してみて、それで納得したからこそ最初のドレスを買う事にしたのだけど、 世間平均を予測すると、本当はもう少し迷ってもいい気がしてくる・・・というか、 ここでもう1度迷ってみたくなってきたというのも本音かもしれない。 だってあのドレスを買っちゃったら、もう2度とウェディングドレス選びの楽しみは 味わえないでしょう? 試着とか結構面白くなってきていたんだけど・・・。 いや、別に試着しなくてもいいから、もう少し他のお店も、そのデザインも見てみたいな。 そう思った私は手元にある結婚情報雑誌の広告ページをめくりまくって、 たくさんのお店の住所をメモした。 今日は月曜だから閉まっているお店が多いけど、電話を入れて 「今日は開いてますか?」 と聞くのはイヤだった。 だって電話をしたら 「ではいつご来店されますか? 今日はもう予約でいっぱいなので、明日はいかがですか?」 とか、そういう話になっちゃうもん。 私にはもう今日しかないから、偶然通りかかった様なフリをして 「とりあえず」カタログを見せてもらいたいの。 そして去り際には 「今度電話をしますので、その時に予約を入れさせてくださいね」 と言い残して、無難に逃げたいんだよね。 私は何故か気合を入れ、この間買ったばかりの1番気に入っているカーディガンを着て、家を出た。 ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 1番上の写真は、この間行ったマルメゾン城の庭で撮影しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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