テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:パリで結婚・区役所と衣装周り
当時の日記の引用です。 地図と住所だけを手に行き当たりばったり訪ねたあるチェーン店で、 私は作戦通りカタログを見せてもらった。 でも雑誌広告を見て受けていたイメージ通り、私が着たいと思うものはそこには無かった。 (だったら来るな、という話なんだけどね・・。) 今フランスで流行っている 「上半身は肩出し・下半身はすごいボリュームのスカートか適度に広がったスカート」 というタイプがそれこそ星のようにある分、私の希望している袖付きのドレスは少なく、 ましてやこれから買おうとしているドレスに似たデザインのものは皆無だったので、 今さら路線変更できない心情になっている私はお決まりの逃げ文句を言って店舗を後にした。 やっぱりあのドレスは珍しいデザイン(逆に言えば、人気のないデザイン?)なんだなぁ、 でもそれもいいよね、と思いながら。 こうしてこの時は、私の大嫌いな「無駄足」をあえて運んだ訳だけど、 色々なドレスの写真をチェックし、試着している人をそっと眺め (今回はよりによって、お腹の部分がシースルーになっている変なドレスだった。 これ、あちこちの広告で見かけるタイプなんだよね・・・)、 掛けてあるドレスも何となく目で追うのは面白かった。 欲しいものを1つも見つけられなかったのに落ち込みもせず、イライラもせず、 「面白い」なんて思っていられるのは既に決まった一着が心にあるからなんだけどね。 不安が大きすぎてなかなか踏み出せなかったドレス探しだけど、いざ初めてみたら たった4日の短期間とはいえ、色々なものが見れました。 特に最終日の今日はいつになく気持ちに余裕があったので、これまた違う感覚があった様に思う。 やっぱりあのドレスに戻る前に『寄り道』してよかった・・! 一生に一度のドレスを選ぶのに付随するあらゆる感情はもう十二分に味わえたから、 安心して購入に踏み切る事ができるわ。 そう思いつつもまだ時間に余裕があったので再度メトロに乗り ドレスショップが密生している地域をぶらぶら歩いてみたけれど、 不思議な事にどのお店も「卸」しかしていなくて 「個人には売れません」というところばかりだった。 おかしいなぁ、宣伝を信じてきたのに。 まぁきっと「ブティック巡りもいいかげん、終わりにしよう」という事なのでしょう。 自分で決めていた『リミット』の17時が近づいてきたので、最初のお店まで移動する事にする。 その前にスターバックスで休憩したけど気持ちが晴れているせいか いつになく音楽もコーヒーも何もかもが心地良く(店内も珍しく空いていたしね)、 つい長居したくなるのを我慢して店を出た。 ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 この日記に出てくる問屋街みたいなところは、確か9番線Grand Boulevard駅のそばだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.06.01 08:21:48
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