カテゴリ:パリで結婚・区役所と衣装周り
引き続き、当時の日記からの引用です。 お店に着くと、電話に出てくれた男性(オーナー?)がレジに座っていた。 試着させてくれる女性がいま他のお客さんの応対をしているので少し待っていて欲しいとの事で、 私は勧められるままに椅子に座り、自主的にベールだの、アクセサリーだの、靴だの、帽子だの、 手袋だの、色々な小物が掲載されているカタログに目を通す。 でも写真だとパッとしなくて、どれが良いのか全然分からなかったけど・・。 奥の試着コーナーには大勢の人が居る様で、時々怒った様な大きな声が聞こえてきた。 20分位経って私が奥に通されると、前のグループは女の子2人と両親の4人家族で、 まだそこに所在無さげに突っ立っていた。 たぶん意見が分かれたかそれとも誰かが怒り出してらちが明かなくなったかで、 お店の人はとりあえず、一着しか試さない私を連れてきたみたい。 なんだか険悪そうな雰囲気だったけど、ドレスを着せてもらってから 私は鏡の中の自分観察に集中した。 (この家族はよっぽど機嫌が悪かったのか、ドレスを着た私と目すら合わせたく無さそうで 今までで初めてのタイプの人達だった。別に構わないけどね。) やはりこのドレスは胴体部分が私にぴったりで、昨日のドレスの様な違和感が無い。 これをこのまま買い取るなら修正も肩をほんのひとつまみし、裾の長さを調節するだけで済みそう。 肩部分を早速ピンで留めてもらったところ、ラインがとてもキレイに出ていた。 レースが肩の端にぎりぎり乗っかって、肩の高さを少しだけ超えている感じが好き。 (たぶん、これでなで肩が少しフォローされ、いい感じになるのだと思う。) ウェストのくびれの無い私がこのドレスを着たらかっこ悪いのではないかと心配だったけど、 別におかしくはなかった。 ただ、どうせならもう少しウェストを絞った方がキレイなのは確実。 でもこれは下着の力とダイエット(できるのかな?)で何とかしようと決めていたので、一応クリア。 「フィットするローウェストのドレスをずん胴の人(=私です・・)が着たら短足に見えるのでは?」 という不安は、残念ながら少し当たっているみたいだった。 私の身長(160cm)は、もしかしたらフランス人女性の平均よりも小さいのかもしれないし、 足の長さは言うに及ばずなので仕方ないけどね。 この問題の対策としてすでに「すごいヒールの靴を探そう」と決心していたので、これもクリア。 初めてこのドレスを着た時は体が楽なのこそが1番と思っていたのに、 何だかだんだんと欲が出てきているみたい。 確かに、私はダイエットを敢行する意志を持ち合わせていない上 20代後半から自分の体型に対するコンプレックスから開放されているのだけど、 その分「着やせ」にこだわってきたからかな・・・いや、それにしてもこだわり過ぎ!! 今回、こんなにもあらゆる点を色々と考えているのは不思議な気さえする。 だけど結婚する時ってきっと、みんなこういうものなのでしょう。 そうそう、気になっていたスパンコール(=安っぽいのであまり好きではない)だけど・・・ これは昨日のドレスのものよりも悪目立ちしている感じもしないではなかった。 (あちらの方が少し高いだけあって素材がいいのかも。) でも考え出したらキリがないし、もうこのドレス以外には考えられなくなっているので あまり気にせず買う事に!! ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.06.01 18:52:25
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