カテゴリ:フランス社会を泳ぐヒント
今月20日モンパルナス駅に寄ったついでに、 「Navigo」というパリ市内のメトロ乗り放題のパスの窓口に寄ってきた。 (日本で言う「定期券」を、パリ市内全体に拡大させた様なものです。 ただし、フランスでは通勤証明書などが無くても誰でも契約できます。) 私は6年前から「integral(インテグラル)」会員として契約しているため、 毎月50ユーロが口座から自動で引き落としされている。 でもこの「アンテグラル」は月単位で「一時停止」できると知っていたので、 ほとんど日本に居る事になる今年7月分をそうしてもらおうと思っていたのだ。 事前に電話したところ、停止開始日より10日前には手続きをするべきとの事だったので、 今回はギリギリセーフだった。 (今までの帰国時にも「一時停止」をしたかったのだけど忙しすぎて行きそびれたり 昔は1ヶ月以上前から申告しなくてはいけなかったので期日に間に合わずだったりで いつも失敗していたので、今回はちょっと張りきっていた。) 事務所につくと、そこにいる係員は中年女性が1人のみ。 常に誰かの応対をしている状態で大変だと思うけどきびきびと働き、それなりに笑顔もある。 「この人なら大丈夫だな」 と安心して、自分の番を待った。 最後の最後でおばあさんに割り込みされそうになったものの必死に阻止して、やっと私の番。 「7月分だけを停止したいのですが」 と言うと、窓口の女性の顔が一気に曇り 「停止は、2ヶ月分以上からしか承れません」 と言う。 この間応じてくれた電話センターの女性は、 私のプランは可能だと言っていたのにおかしいなぁ。 納得できない以上、ここで簡単に流されてはいけない。何しろここはフランス!! 私はちょっと飲み込みの悪い人の様に 「中断できるのは『2ヶ月以上』の場合だけなんですか」 をゆっくりと3度繰り返した。 (もしもここに主人が居たなら、「どうしたの?頭大丈夫?」と騒いだ事だろう。 世間ズレしていないヤツめ・・・。) こんな事をしていたら予想通り窓口女性の態度がトゲトゲしくなってきたけれど、 私は別に彼女をおちょくりたい訳ではない。 ただ、電話で聞いていたのとは正反対の事をぴしゃりと言い放たれて、 その一言だけでは納得できないの。 (電話の向こうの人の方が親身でしかも頭も良さそうだったから、 この人の言い分が正しい気がするし。) せめてもう1度貴女が同じ事を自信を持って繰り返してくるのなら、信じる方向で考えるよ。 だって、本当にそれが決まりなのだったら仕方ないもの。 だけど私が3度もぶつぶつ同じ事を言っているのに反論してこないなんて、 まさかさっきの一言って気まぐれから出てきたんじゃないよね?? (長くなったので続きます。) ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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