映画大好き夫婦のパリ新婚日記

１つ前の日記に書いた通り今回は、もうじき７年になるフランス生活で、３回目の帰国。

日本に帰ってくる事が少ないのでどうしても、
こちらでの生活でとまどったり驚いたりする事がある。

７歳から２６歳まではずっと日本で暮らしていたのだから、
もちろんこの国のことはよく知っているのに・・。




たとえば、帰国翌日に近所の生協まで買い物に行った時のこと。

パリでは高級食品のお豆腐を買おう、じゃあもずくも買おう、ついでに今夜食べるものもと
ツナとコーンの缶詰を探しに行ったら・・・え、何これ？！



ち・・・小さい！！

ツナ缶はどれもこれも１個あたり８０ｇ、コーンは一番大きいのでも１９０ｇ？！

信じられない・・・。




それでも購入して家に帰り妹に話すと
「あ～、確かにこっちは小さいよね」
と、どちらかの缶詰を指して言っていたけれど、私から見たらどちらも少なすぎるよ。

フランスではツナやコーンはもっともっと大きな缶で買えるのに（正確な量は忘れた）、
これが最大サイズって一体どういうことなんだ～！！生協！！




しかももっと不思議なのは、私が買った「オイル無添加」のツナ缶をよく見ると表に
「風味豊かな野菜スープをたっぷり使用」と書いてあったこと。

中身を見た感じでは、いわゆる「野菜スープ」の色は見えないんだけど？？？

食べてみても、野菜の味がするのかどうかは分からない。

ただ、ものすごく美味しい。

味もいいし、しっとりしている食感もいい。

フランスのはパサパサしているからね。

量も少ないことだし、１人でさらっと１缶いけちゃう・・・って、
今回はちょっと太って帰国しているというのに！！




買い物といえば、日本とフランスの決定的な違いはレジでの作業。

日本では、お客さんはかごをレジの上に置くだけでいいのよね？

フランスでは、お客さんが自らかごの中のものを１つ１つレジ台に乗せていくのが
常識なんだけど・・・。

頭では
「かごを置くだけ！」
と分かっているのに、薬局のレジの背の小さな女性がかごの中の物を出しづらそうだった時には
「もしや、私間違えた？」
とヒヤヒヤしてしまった。

このヒヤヒヤ感、結構あちこちに転がっているのだからちょっと困る・・・。


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ついでに、もう１つ驚いたこと。
「バターはお１人様１個まででお願いします」
という貼り紙があったこと。
なのに、バターは１つも置かれていなかったこと。
話に聞いてはいたけれど、バター不足はまだ続いていたのですね。