映画大好き夫婦のパリ新婚日記

もうじき７月が終わる。

そして、私の一時帰国も終わる。




この７年というもの日本にほとんど居なかったので、
帰国してきた時はたくさんのとまどいもあった。

（この日記の前後参照。）

実は日本における「驚き」はあれからもたくさんあって、
それは友人達と飲もうとすると待ち合わせが６時か６時半である事だったり
（フランスだったら７時半集合でも「早い」感じなのに？？）、
「ちょっと胸元の開いている」ワンピースを着ているつもりでも
それが結構人目を引いている事に気づいたり
（フランスでなら、ものすごくグラマーな人がもっともっと胸を強調しているのに？？）・・。

でも帰国して１０日経つ頃には、もうそういったとまどいも無くなりつつあった様に思う。

やっぱり、自分の国だもんね。




日本は何においてもきちんとした国だから毎日がとても快適だったけど、
それでもたまに信じられない事態に見舞われた。

8000円の商品を着払いにてネットで注文したのに
不在通知に書いてあった請求金額が９万円だったり、
１週間以上前から予約していたレストランから前日に電話がかかってきて
「実は貸切パーティーのある日だったのでお越しいただけません」
と言われたり・・・。

つい、
「ここはフランスなの？」
なんて思っちゃった。

結局前者は配達する人の書き写し間違い（何かのコードを金額と勘違いしたらしい）で、
後者は電話を受けた人の確認ミスだと分かったのだけど、
配達人は自分のうっかり具合に驚いて照れながらも謝罪の言葉を言ってくれたし、
レストランの方はと言えば電話をくれたのが支配人本人で、
他の支店に行ける様にと全力で調べ誠意を持って対応してくれたので私の気持ちも治まった。

フランスでは怒っている事の多い私だけど、今回の様に相手の気持ちさえ伝われば
「人間なら誰でもミスをするのだから仕方ないよね」
と思えるのだ。

（なのに、なのに、某国ときたら・・・。）




・・という訳で今回は日本生活へのリハビリを行いつつも、
日本人スピリッツを更に見直したのでした。

パリに戻るまであと少ししかないけれど、荷造りetcがんばろう！

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一番上の写真は、親友宅の近所で見た隅田川の花火。

そうそう、結婚準備の話を書いている途中なのだけど、
しばらくはまた日本で感じた事を書き、
それから少々の間は久々（？）に戻るパリでの事を書こうかと思ってます。