カテゴリ:グルマン達の外食
2年ぐらい前からずーーーっと食べたかったワインビストロへ、 やっと行く事ができました。 (あまりいい写真が撮れなかったので、 お店の様子は下に貼るリンク先で見てみてくださいね。) このお店に行けずにいたのは、私達に計画性がなくて 前もって予約を入れるという作業ができなかったから。 でも、今回友人と久しぶりに再会する事になったのをいい機会に、 ようやく訪れる事ができたのです。 せっかく張りきってきたのだし、リーズナブルなお店だし、 今夜は前菜・メイン・デザートの3つを頼もう!! まずは、好奇心半分でオーダーしたサーモンの生姜和えです。 真ん中には茄子が乗っています。 サーモンからは本当に生姜の味がして、 茄子からは何故か、いぶされた様な香りが??? 最初口に入れた時は少々の違和感もあったのだけど、 このたっぷりの量を食べているうちに だんだんハマってきました。 ちょっと癖があって、そこがお酒に合うみたい。 友人は「日本人の口に合う味だと思う」と言ってました。 (ちなみに彼女も日本人です。この前菜が気に入ったそう。) さて、今度はメイン!! 黒板(上の写真参照)に書かれたメニューでは 私の好きな肉料理が中心だったので なかなか選べず迷ったのだけど、 今回は今まで名前しか聞いた事のなかった 「cochon de lait(コション・ドゥ・レ)」を使った お料理にしました。 コション・ドゥ・レというのは、 まだお乳を飲んでいる子豚の事なんだそうです。 フラッシュ無しで撮ったこの写真だとよく分かりませんが 豚肉とキャベツに、こっくりした味のソースがかかっています。 (ソースの名称は忘れました・・。) お肉は豚だけあって、チャーシューに少しだけ似ています。 そう、ラーメンとかに入っているチャーシューを もっと硬く大きく、そして身を密にさせた感じ。 (これは人によって好き嫌いが分かれるかも? 私は好きだけど。) ただ、ソースの味がとってもしっかりしているので お肉自体の味は極薄です。 ソースは乳脂肪と塩分が高そうなところがフランスっぽいけど なぜかダシ(?)も効いていて最高!! 気づけば私はスプーンももらっていたので、 スープの要領で飲んじゃいました。 旨いっ。 ・・・ただ1つ残念だったのは、この日の私の胃の調子が悪かった事。 日本人女性にしてはよく食べる方の私なのに どうもこの日はお腹の調子がイマイチだったので、 (このお料理の量が多かった事もあって) 最後は胃が苦しくなってしまったのです。 美味しいのと話に熱中していたのとで いつの間にか大食い大会のごとく 機械的にフォークを口に運んでいたけれど (どこまで食い意地が・・私って・・) 結局完食できませんでした。 でも、気を取り直して(?)デザート代わりにチーズをオーダー ・・・のはずだったのに、出てきたのはこれでした。 (一口食べてからの写真でごめんなさい。) ヨ・・ヨーグルトっぽいチーズを使ったデザートーー??? ソースは赤い色のフルーツーー?? しまった・・間違えた・・・。 ヨーグルトやヨーグルトに近いチーズ、 それから赤い果物も苦手な私なのに、どうしよう。 どうしてこんな事になってしまったのかと、 黒板を見て慌てて確認して虚しくも納得しました。 なるほど・・・ 「fromage frais(フレッシュ・チーズ)」って、 こういうチーズの事だったのね・・。 (ただ単純に、「新鮮な」チーズの事なんだと思ってた。 一体何年フランスに住んでるんだって感じだけど。) で、それに「Betterave(よくサラダに入っている、 甜菜という名の甘くて紫色の野菜)」で出来たソースが かかっているのか・・。 (実は選ぶ時に「甜菜」という単語だけをさっと読んでいたので、 まさかいつものサラダ素材が甘いソースになって出てくるとは 思ってもいませんでした。 えらく適当にメニューを読んでたのね・・。) 色々な意味で全くもって私の好みではないデザートを オーダーしてしまったけれど 一口も食べない訳にもいかないし、と (たぶん)まゆげを八の字にしながら食べてみると・・ ・・美味しい。 チーズは口当たりが軽くて全然すっぱくなくて、クリームみたい。 その上にかかっているクランブルとは相性抜群だし、 程よい甘みのソースもいい。 私にとってはたぶん約7年ぶりの 生チーズを使ったデザートだけど、 とっても美味しくいただけました。 (上に乗っていたサラダの葉っぱみたいなのだけは、 存在意義が理解できなかったけど。飾り?) 余談になってしまうけど、 このデザートをものすごくゆっくり食べている途中で お腹の苦しさが鎮まってきたのは偶然でしょうか? それとも日本の友人が大昔に言っていた通り、 ヨーグルトには消化を助ける機能があるの?? ま、そんな余談はおいておいてご飯は美味しいし、 友人に選んでもらったワインも良かったし(名前忘れちゃった)、 お店は可愛いしサービスは早いしで、 話に花を咲かせつついい時間を過ごせました。 今のパリでこの味と立地なのに 3品を27.5ユーロで食べれるお店って思い当たらないので、 今度は主人と来たいと思います。 もちろん、予約をしてからね。 (上の写真は早めの時間に撮ったので閑散としているけど、 ある時間からお店はとても混雑していました。 HPにも書いてあるけど、確かに予約しないとダメですね・・。) ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 お店の住所と雰囲気(写真)は、こちらで見てくださいね。 今回行った、カルチェ・ラタンにあるお店のページ http://www.lepreverre.com/ja/resto.html それから、表参道にもこのル・プレ・ヴェールの支店があります。 今回一緒に出かけた友人は東京支店にも行った事があって とっても美味しかったそうです。 近くにお住まいの方はぜひどうぞ 東京店のページ http://www.lepreverre.com/ja/tokyo.html (ん?ユーロ換算すると、意外にもパリ店よりも安めだ。 今はユーロが高いもんね。) あぁ、書いているうちに また昨夜の豚肉が食べたくなってきちゃったよ・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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