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働き出してからあっと言う間に、 二ヵ月半が経とうとしている。 そんなに心配していた訳ではないけど、 それなりに気になっていた人間関係は概ね良好だと思う。 比較的みんな新入りの私に親切だし、 フランス人:日本人の比率が1:30ぐらいのこの会社では 私と同じ年齢・ポジションの日本人が居ないので かえって気楽な感じもあると言えば、ある。 ・・けど、ややこしい事がひとつ! それはvouvoiementとtutoiementの使い分け。 vouvoiement(ヴヴォワモン)とは、 相手を指すのに(英語でいうところの『you』の代わりに) 『vous(ヴ)』を使うこと。 一方のtutoiement(テュトワモン)は 相手を『tu(テュ)』で呼ぶこと。 フランス語には敬語や謙譲語がほとんどないけど 相手を『vous』で示せばかしこまった感じになるし、 『tu』にするとくだけた言い方になる。 こう書くと 謙譲語や尊敬語の区別に時々悩む現代人としては一見 フランス語の方が楽な様に見えるけど、実際はそうでもない。 だって・・・日本の会社ではたとえば 『1年先輩の同僚』にも『社長』にも 丁寧な言葉で話すのが一般的だと思うけど、 実はその内容って全然違っている。 (1年先輩の人にはふだん『ですます調』で話していても、 謙譲語を使う事なんてないし。)、 一言に『丁寧語』と言っても、 その中には様々な濃度(?)のものがある訳だ。 なのにフランス語の場合 『ゼロか100か』の選択なんだものね・・。 ・・・私の迷い(?)を書こうと思っていたけど フランス語の一般的な話を書いていたら長くなったので 続きは次回にします。 ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 写真はモンパルナス・タワー。 この中で働いている訳では全然ないのであしからず・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.22 15:07:27
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