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私からはやっぱり言いづらいし立場もあるので、 「『tutoiment』にしませんか?」 とこちらから提案できたのは ほぼ同時期に入社してきたジュヌヴィエーヴという若い子だけ。 そして、『tu』で話そうと提案してくれた人とはそうして、 そうでない人とは『vous』で話し続けているのは 全くもって理にかなったやり方だと思っていたけど、 最近になってちょっと気になっている事がある・・・。 たとえば、例のルイーズとクララとの3人で話している場合。 クララというのもこの会社で20年ぐらい働いてきた人らしく 計算すると私よりも5つぐらい年上なので、 私から『tu』で話そうなんていう提案はとても出来ない。 彼女からもそう言われていないので今でもかしこまって 『vous』で話し合っているのだけど、 クララとルイーズとが1つの会話に入っている状況になると かなりやりにくい。 だってルイーズとクララは仲良しで 勤務年数も(おそらく)ほとんど同じなら、 仕事内容の半分は似たものみたい。 そんな2人のうちの片方にはくだけた仏語で、 もう1人には丁寧な仏語で話しかけていると、 なんだか私がクララに対して距離を置いている様な感じに なってしまうんじゃないかと思う。 今までは常に『tu』で話しかけると 馴れ馴れしくなってしまうんじゃないかと危惧してきたけれど、 『vous』を使うなら使うでよそよそしく響く事もあるのだなと 今更ながら実感。 こういうケースは他にもある。 週に1度は顧客サービス課の女性グループと昼食をとっているけど、 私はその時にはジュヌヴィエーヴだけでなくて、 この中でたぶん1・2番目に社歴の長そうなフロールとも 『tutoiement』の会話をしている。 (どうしてかと言えば、 それはもちろん向こうがそうしようと言ってくれたから。) だけどフロールよりも若い女性達に『vouvoiement』を使っていると これはアンバランスだな・・・と感じざるを得ない。 あぁぁ・・・。 こんな事になるんだったら私の前任だった方や経理部の女性達みたいに 全員に分け隔てなく『vous』を使っていた方が良かったのかな。 でも、今さらアリスやルイーズ達に『vous』で話しかけるのもねぇ・・。 「図々しい」とか「馴れ馴れしい」とか思われたくないんだけど こうなってしまったら一部の人達には私から『tu』にしよう、と 提案しなくてはいけないのかな・・・。 この日記に出てきた人達とは仕事上の繋がりがなくて そんなにしょっちゅう会う訳でもないので、 ゆっくり考えようと思います。 ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 上の写真はサン・ジャック駅の可愛い入り口です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.26 01:22:31
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