テーマ:最近観た映画。(40112)
カテゴリ:アメリカ映画(~1959年)
観てから二ヶ月経ってしまったのでメモ程度に・・・。 (私のことだから結局長くなりそうだけど。) この映画のヒロインは、父親がナチスのスパイだったため 世間から好奇と軽蔑の目で見られているアリシア (イングリッド・バーグマン)。 そんな彼女が FBIメンバーのデヴリン(ケイリー・グラント)の依頼を受けて、 父親の旧友である元(?)ナチス党員の アレクサンダー(クロード・レインズ)に近づき ついには結婚までしてしまう。 私は鑑賞中ハラハラしながら、 「なんでそこまでするの??」 と、何度も問いかけていた。 そして、その根底には正義心や、 お互いに惹かれあっているのに状況が邪魔してうまくいかない デヴリンへのあてつけがあるのだと思っていた。 (この素直になれない感じ、『スミス夫妻』みたい。) だけど観終わってから冷静に タイトルとつき合わせて考えてみたら、 世間から悪評を得ているアリシアには 意地があったのかもしれないとか、 それでもそんな自分を信じてくれるデヴリンの気持ちを 裏切りたくなかったのだろうなとか、 色々なものが見えてきた。 それが理由で、あんな危険に身をさらしたの?? ・・・せつないねぇ。 せつないと言えば、罪人とはいえ 以前恋仲だったらしいアリシアとの再会を果たし、 彼女の考えている事も知らずに喜んでいるアレクサンダーも 一見素敵な紳士なだけに気の毒に映った。 ま、観ているうちに、そんな気持ちも飛んでいったけど・・。 ただのサスペンスで終わらないのが ヒッチコック作品の魅力だと言われている様だけど、 この映画なんてその典型なんじゃないでしょうか。 ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 ごく当たり前のことを改めて書くけど・・・ イングリッド・バーグマンの演技は凄かった。 ただ、こんな絶世の美女をつかまえて、このワタクシが 「横から見た時の鼻の形が面白かった」 なんて言ったら、いけないでしょうか?? 1番上の写真は、我が家に来て10日後の薔薇たち。 どんどん背丈が小さくなりました。 上から見たらこんな感じ。 実際はこの日もう既にかなりくたびれてきていて、 翌日には哀しい状態になっていました・・。 今まで頑張ってくれて、ありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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