テーマ:結婚(623)
カテゴリ:パリで結婚・区役所と衣装周り
当時(2006年10月23日付け)の日記です。 昨日で、結婚式まであと1週間を切った。 式は来週の月曜のフランス時間16時からなので、 昨日の16時にはディノと2人で 「本当にあと1週間ジャストだね。 来週の今頃は『区役所の結婚の間』に入っているところだろうね」 と騒いでみたりもした。 昨日はそんな話をしたあとドレスショップへ行き、 ようやく調整の終ったドレスを持って帰る事ができました! 購入を決める前からなんとなく懸念していて 最後の方には「悩みのタネ」になってしまった袖も、 太すぎない程度に縫い縮めてもらえていた。 確かにレースっぽい部分に少々のシワは寄っていたけれど 横ではなくて縦だったので大して気にならない。 ギリギリの時期になってからドレス探しを始め 何度も何度も色々な点で気を揉んでいただけに、 ここまでこれた事に満足感を感じる。 「もしも東京でドレス選びをしていたなら 日本人スタッフは律儀でドレスも私好みだし、 私の家族の意見も聞きながら選べたし、 もっともっと気楽だったのに」 と、最初は全てを後ろ向きにとらえていたけれど、 最終的にはかなり気に入ったドレスを選べたので (結婚指輪とは違って 最初に決めた予算を厳守したので妥協点が全くないとは言わないけど)、 これからもフランスに住んでいく励みになった。 何度もお店に付き合って励ましてくれた ディノとI子さんのおかげによるところも大きいよね! 持ち帰る段階になってドレスがかさばるものだと気づいて (今回に限って1人で行ってしまった・・!) タクシーで帰ろうかとも思ったけど、 ドレスをしまう為のかばんみたいなものを35ユーロで買って メトロで家に戻る事にした。 「かばん」とは名ばかりの ものすごく安っぽい箱に5000円も払うなんてちょっとクヤシイなぁ、 とも思ったけど、 今ははっきり言って正気では居られない時期なんだから仕方ない。 機内持ち込みができるらしいから 日本にドレスを持って帰るのにも使えるし、 これでよしとしよう。 家に帰る為に、 パリ中心の巨大駅「レアール」から電車に乗った。 この地域は 4年前パリに来てから何度も論文準備の為に映画を観に来た、 懐かしい場所。 論文が書けるのか、という不安を抱えながら行き来した場所を ドレスを持って歩く日が来るなんて感慨深い。 ドレスの入った重くてデカイかばんと、 当日の靴やアクセサリーの入ったもう一つの大きな紙袋と、 貴重品の入った自分のバッグを抱えて ヨロヨロしそうになりながら歩く私は もしかして「家出した哀れな女性」に見えていたのかもしれないけど、 実は一人で幸せを噛み締めていたのでした。 ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 後日談だけど・・・日本に帰る前に調べたら この日買った「かばん」は機内持ち込みできないサイズだったので、 結局帰省には使えませんでした。 しかもフニャフニャした素材なので普通の収納箱としても機能してくれず 困っています。 だから今となっては、この5000円は箱に使わず、 この日の帰りのタクシー代に充てればよかったなぁという感じ。 (この頃は毎日クタクタで体力も無かったんだし。) 無事に帰ってこれたんだし、まぁいいと言えばいいけどさ・・。 1番上の写真は、この秋義母の庭で見つけたものです。 四葉のクローバーが密生していて、 亡くなったばかりの義母に励まされた気分・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.30 19:09:50
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