カテゴリ:パリで結婚・区役所と衣装周り
(いかにも私らしく)
ぶつぶつと考えごとをしながら到着したトロカデロ広場。 だけど、いざ歩き出すとぼーっとしている時間なんてない事に ディノから気づかされました。 彼いわく、ニッサ・べーラ(私達がつけた車の名前)は 駐車違反のところに停められている以上、 いつ撤去されてもおかしくないそうです。 うわっ。 ここは人も車も多い場所だから取り締まりが厳しそうなのに。 急がなくっちゃ!! 私はみんなと歩調を合わせてスタスタと歩き、 エッフェル塔の前にディノと並びました。 私の家族とダニエルがじゃんじゃん写真を撮ってくれます。 ディノは写真を撮られるのにあまり慣れていないせいなのか それとも興奮しているからなのか、ついついふざけ気味。 (それって一体どこの子供よ??) 私はそれを諭し、その一方では車が気になり・・・ それからもちろん区役所での挙式時間も近づいてきていたので、 内心ヒヤヒヤしているところがありました。 だから実はこの時の写真の出来がちょっと心配だったけど、 あとから撮ってもらった写真を見ると、私は常に笑顔満開! ディノはなぜか驚いた顔も混じっているけれど、 やっぱりいつもより写りがいいかも。 ひたすらばたばたしていたけど、 この日はやっぱり幸せな日だったんだもんね。 途中から私の家族も写真に入りました。 その中でお気に入りの1枚をアップします。 (もちろんディノとも類似した写真を撮ったけど、 空の感じはこちらの方がいいのでこれを選びました。) ここで撮った写真のほとんどはエッフェル塔を背に撮られたものだけど、 数枚だけはエッフェル塔の方向に顔を向けて撮影されていました。 つまり、背後に写っているのはトロカデロ広場。 これはこれで、とっても気に入ってます (よく見ると 各人の間の身長差が何故かほとんど無くなっていて変な写真だけど・・。) 到着前は怖気づいていたものの、 さっさと写真を撮らざるを得ない事に気づいて開き直り 満面笑顔の写真を撮ってもらった私。 少し心配していた周囲の反応ですが 冷たい目で見られている感じは全然しませんでした。 (手元の写真に見知らぬ人がたくさん写っているけれど、 特におかしな反応はありません。) それどころか 世界から集まった観光客の一部には 思いがけない被写体として歓迎(?)され、 ふと気づくとカメラやビデオを持った人達が何人も 私を写している瞬間もありました(笑)。 一瞬ぽかんとしてしまったものの悪い気はせず(バカ?)、 ちょっとの間そちらを向いていた私。 すると 「こっちに歩いてきて」 という声と 「手を振って」 という声が聞こえてきました。 確か私・・・どっちかは一瞬だけ実践したんだよね・・。 あぁなんてお調子者。 だけど見知らぬ人達からパパラッチ(?)されるなんて もう一生無い経験なので、面白かったです。 そんなこんなで、 写真撮影は慌しくもちょっと気恥ずかしくもハッピーな気持ちで終了。 仕上がった写真を見る度に 思い切ってドレスを買って、 思い切ってトロカデロ広場まで写真を撮りに行って、 本当に良かったなと思います。 ディノは何も考えてはくれないし指揮もとってくれないし 逆に足をひっぱられたぐらいだけど 1度も文句を言わずに私の希望につき合ってくれたし、 私の家族も心からの祝福を胸に 誰一人欠けることなくフランスまで来てくれて、 5人で最高の家族写真を撮れました。 本当なら・・・義母や義弟にも来てもらえればもっと良かったけど、 ノルマンディーからやってきたばかりで疲れていた義母に 私達の押せ押せで先の時間割の読めない進行につきあってもらう事は 不可能だったので、仕方ありません。 義母自身もこの撮影に参加するのは初めから諦めていたし。 後日この一連の写真を義母に見せたら 自分が参加できなかった事を全然気にしていない様で ただ純粋にとても喜んでくれたので、 今はこれで良かったのだと思っています。 (義母と義弟も含めた家族写真は挙式後に区役所の前で撮れたしね。) この撮影、10分ぐらいで終わったのでしょうか? (腕時計をしていなかったので覚えていないけど。) 車を心配しながら急いで広場から退散し、ついに区役所に向かいます。 あぁ・・・私達いよいよ結婚するのね・・。 ランキングに参加しています。 投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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