痛々しいよ・・・。
先月の台風14号の被害でまだ復興していない地域がある。去年の台風で被害に遭い、外部から入れない孤立した地域でやっと復旧したにも関わらず、再び被害に遭ったり、床上浸水以上の住居が1000戸以上の地域があったりしている。他にも被害は諸々。先日、やっとメディアが入れるようになったということで全国版の某番組で放送されていたけど、壊れかけた家で住んでいる人達も少なくない。保障としては全壊・半壊が¥3,000,000までの支給があるけど、内訳としては¥2,000,000までが住居費用で残りの¥1,000,000までが生活費となっているみたい。床下・床上浸水でも家の基盤が雨水の影響で腐ってたりしてたら壊れてしまう可能性だって大きい。床上浸水以上の被害では¥200,000の見舞金が支払われるそうだけど・・・。考えてほしいのはまだ働ける年齢は何とかその支給されたお金を頭金にしてまた新たに家の建て直しができる。だけど、高齢者はとても借りることはできない。そのために生活費としての¥1,000,000しか受け取らずに「仕方ない・・・。」と諦めてる。被害に遭った地域を通った時、TVや冷蔵庫・洗濯機などの電化製品やタンスといった生活必需品などが使えずに捨てられていたし、その量は半端じゃなかった。こんなにたくさんの被害を受けている被災者達は諦めモードに入りながらも必死になっている。ローカル線で地域の足となっていた鉄道も復旧に億単位かかるらしく、存続が問われているけど、観光や地域の人々の足となっていただけに復旧を願う声が多い。国はこの状況を知ってるのかな?知られていないとしたら辛いながらもやり場のない怒りをじっと押し殺して乗り越えようとしている被災者達の笑顔が痛々しく写るよ。