【野ブタ。…】【チャングム…】【ERXI】
【野ブタ。をプロデュース】「ああ、“いじめ”がテーマなのかな?」なんてぼんやり思いこんでいて、初回は見はぐった。だって、他に【大奥】と【チャングム】【花より男子】を見ていて、どのドラマも最初の頃は《虐め・てんこ盛り》だったので、ちと食小気味だったのだ。でも、まずはラストのアニメーションと歌が気にいった。《人形(クレイ)アニメ》はその撮影方法が大変なのを知っているのと、独特の味があるのでたいていの物は好きだし。歌も主演の男の子2人が歌っていて、ベストテン入りしているのを数日後に知って「ほぅ…」と感心しちゃったりしたので♪《今時青春学園モノ・サスペンステイスト》として楽しんでいる。軽めの調子のいい男の子を演じている亀梨和也君とハッキリしないようで実は《?》の山下智久君はまあカッコいいし。『野ブタ。』役の掘北真希チャンって子は「ああ、この頑なさは虐めたくなるかも?」とその演技にはまりつつ、この3人が上手く事を仕上げたと思うと、必ずそれをぶち壊す『謎の学生服の少女』がいたりして。「もしかして、あの子が犯人? それとも?」と探偵気分も盛り上がるのでこれは毎週観る事になるんだろうなぁ、と思う。来週は山下君が『野ブタ。』へ恋の自覚をどうこうする話らしい。楽しみ♪《追記》=第4話は最後に信子が修二の手帳を見た時に、阿弥陀くじの結果が『水』となっていて。……そうだよね、野ブタに対する態度なんて“くじ引き”で決めるほど軽いもんなんだよね。とショックを与えておきながら、次のページも次のページにも阿弥陀くじをやっていて。つまり『花』という結果が出るまで修二はくじを繰り返したんだなぁって……ちょっとウルッと来ちまいました。('_')それと、彰の『野ブタ。パワー注入!!!』ってのを信子が繰り返したところ、ダサいんだけどなんか可愛かったな♪【宮廷女官・チャングムの誓い】《韓国の王朝絵巻物語》。それも《厨房・料理》が舞台になっている話なので、料理の色々が出て来て楽しい。宮廷女官の仕事振りや生活は多分史実を元に描かれているのだろうし、《人の集まるところ、闘争心・権力欲・策略が渦巻く》というのを良く描いている。《宮廷の政治的陰謀》も絡んで、そこにドラマが有る・起きる。複雑怪奇な人間模様のはずだけれど、あくまでも主人公チャングムの成長振りが中心なので、観ていて解り易いのもポイント。韓国ドラマは三重、四重に《枷》をはめ込んだシナリオを作る。主人公に留まらず、すべての登場人物に沢山の《枷》が有ると言ってもいい。だから《現実にはこんなのあり得ないし、あざといよ、予定調和だよ、矛盾してるよ?》と思えるほどの時もあるけれど、《架空の物語》としては面白いと言ったらないのだ。それから主人公には不幸と幸運の嵐が雨霰と降りかかる。『どう切り抜けるのか? どうなるのか?』と次が気になる。さて。続きは18歳になったチャングムの物語。子供時代の役の女の子がなかなかに好演だったので、馴染めるかどうかな~って感じだ。既にレンタルされているので一気に借りちゃうのも手なんだけれど、毎週の放送を楽しみにするのもまた楽しって感じだね♪【ER XI】これは一気にレンタルされている分は観てしまった、のだけれどそれでもたまに観る。《日本語吹き替え》だと、また違った味わいなので♪今夜のドラマは『パーキンソン氏病の黒人医学生』が出てくる話。そこに他の人達のドラマも平行して絡む。父親がこの病気だったので、『パーキンソン氏病』について一般の人がドラマを見て知識が深まるのが嬉しいとも思うけれど、やはり苦いストーリーではある。様々な病気・社会問題・人種問題・人間模様を盛り込んであって、賞も貰っているドラマだし、ロングランの作品だけれど、やはりジョン・カーター医師の成長振りや恋愛を中心に見ているほうが気楽かな。