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カテゴリ:闘病記
最近、ももちゃんと二人暮らしで、なかなか自分の時間が取れません。
決して、状況がよくないからブログ更新ができないわけではないんです。 かといって、良くもないんですが、今はただ状況を見守るしか無いという、 わりとのんびりした時期を過ごしていて、のほほんと過ごしています。 残念なのは、折角のシルバーウィークが、私たちには全く意味がないという事。 長い休みだけど、病院で輸血三昧の王さまです。 一日4時間は輸血していて、その輸血も、冷凍してあるものを解凍して使うのですが、 一本終わると、看護士さんが保冷バッグを持って、血液パックを取りに行くほどの厳重な扱いです。 でも、点滴している間は、血液パックは、普通に点滴棒にぶら下げてあるだけなんですけど(笑) 毎日担当医のサインも必要なんだそうです。 看護士さんも、その日の担当の方が決まっていて、その方しか、王さまの輸血はできません。 一人の方が責任を持って扱うのだそうです。 しかも、献血しはじめの5分はいつ容態が悪くなってしまってもいいように、 看護士さんが横に付き添って、始める前と、始めてから5分後には体温と血圧を測ります。 無事5分が過ぎると看護士さんは出て行くのですが、10分後にまた体温と血圧を測定。 輸血って、神経を使うんだなぁ。といつも思います。 ただ、輸血で拒否反応が始まってしまうと、取り返しのつかない事になりかねないので、 どんなに神経を使っても使い過ぎということはないのだと思います。 そうして、輸血って大変なんだなぁとのんびり見ていた私ですが、 先日、病院からの請求書を見て、びっくりしてしまいました。 なんと1ヶ月分の請求総額が75万円でした。ちゃんと保険に入っていてこのお値段。 ・・・こんなの、何ヶ月も払えませんよ・・・(-_-;) 思わず、あと何ヶ月入院費が払えるか計算してしまったのですが、 高額医療なので、上限が決まっていて、個室代とで20万円ちょっとしか払わなくて済みました。 それでも十分高額です。 ある程度の蓄えはあるし、多少の額なら驚かないと思っていましたが、医療費って高いですね。 ちなみに、血液製剤のお値段は、1ヶ月60万円。 うちよりお金のない方とか、突然病気になった方、高齢者はどうやって高額な医療費を捻出するのでしょう。 今まで考えた事はなかったけれど、 日本でも、お金の問題で治療が受けられない方もいらっしゃるのではないかと思い、 なんだかせつなくなりました。 王さまは恵まれているのでしょうね。 ほんとうに、お金は大事だよ。を実感する日々です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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