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カテゴリ:闘病記
王さまの病状を主治医の先生に尋ねると、「わかりません」と言われることが多いです。
それだけ王さまの病状が特殊なのかもしれませんが、 患者の側からしたら、「大丈夫か?こいつに任せて」という気持ち。 思えば、わからないと言われたのは、 入院してすぐ、王さまの黄疸値が治療しても下がらなかった時が最初で、 そのうちに黄疸値が下がってくると、「なぜ下がったのかわからない」 一旦下がった黄疸値がまた上がると、「なぜ上がったのかわからない」 以前下がったのだからまた下がるだろうと、輸血してみても 数値が横ばいだったときも「なぜ横ばいなのかわからない」 そのうち、急にまた黄疸値が上がってしまい、 もう、癌の治療が何もできなくなってしまったときも、 「なぜ、また上がったのかわからない」 そして、そうなって初めて、輸血が悪いのかもしれないから治療を変えると言い出して、 どういうことなのか、一番状態が良かったときの治療と同じ治療を始めました。 今頃、色々な方法を試してみたところで、癌はもう大きくなっていて、 これ以上大きくなると、転移の恐れが出てくる状態なのに。 もう、主治医は完全に迷走状態です。 しかも、この主治医、二言目には、「◯◯大学病院の先生がこうおっしゃいました」を 繰り返すのですが、じゃあ、あんたは一体、なんなわけ?と思うのは私だけでしょうか。 だったら、その◯◯大学病院に入院させてくれと言う感じ。 挙げ句、数値が変わらないのに、 どこで治療に見切りをつけていいかわからない。と言うので、 もう、この先生にできることは何も無いだろうと感じ、 王さまを退院させるために、「元気なうちに私たちの元に王さまを返してください」 とお願いしました。 本当は、おまえには用はない。と言いたかったのですが、 スムーズに退院したかったので黙っておきました。 私が何も言わないからと言って、何もかもを受け入れているわけじゃないぞ。と 先生にはちょっと脅しておきたいくらいですが、まあ、もう、どうでもいいです。 実際、王さまは、すごく元気なんです。 数値的には、本当なら、ベッドがら起きあがれないくらい悪いほどなのですが、 一階から五階へ階段で往復したり、ももちゃんを抱いて病棟を散歩したりできるほど。 これも、主治医は「なんでそんなに元気なのかわからない」と言っていました。 もう、黙っとけ。と言ってやりたくなりましたが、まあ、もうどうでもいいです。 王さまが元気なのも、ちょっとした奇跡だと思います。 だったら、もっともっと奇跡を起こす事もできるはず。 退院して、先生がびっくりするほど元気になって、治してやる!と私は思っています。 もう、医者には頼らんわ!(-_-;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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