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王さまが亡くなったのは先週の月曜日でした。
もう一週間が過ぎてしまいました。 毎日、家の片付けや、ももちゃんのお世話に追われています。 できるだけ、私が一人にならないように、家族や友人が気を使ってくれます。 けれど、今日は一人で王さまと暮らしたマンションに戻って来ています。 もうしばらく、色々と片付けたら、友人の家に行く予定です。 まだ一日をここで過ごす気にはなりません。 王さまは本当に突然逝ってしまいました。 長く苦しむこともありませんでした。 痛いと言い出してから、強い痛み止めをもらい、 二日ほど病院で過ごした後、すうっと消えるように逝ってしまいました。 逝く前の日、私に、「もう、すまん、ごめん」と言っていました。 私は、「私こそありがとう、ずっと幸せだった。いつもいつも今が一番幸せよ」と伝えました。 私に何か言いたいことはあるかと聞いても何も無い、と言われました。 ただ、ももちゃんのことだけ、「頼む」と言われました。 どういう子に育てたいかと聞いても、ただ首を横に振るだけで、 何も言ってくれませんでした。全てを私に、私だけに託すなんて。 それから、王さまは、会社の信頼の置ける先輩に私とももちゃんのことをお願いしていました。 そうして、心残りが無くなったのでしょうか。 明くる日のお昼には容態が急変、ほんとうにあっという間に逝ってしまいました。 王さまらしいといえばらしいけど、私はとにかく寂しいです。 けれど、前を向いて行かないと、私もももちゃんも生きて行く事ができません。 少しがんばっては振り向いて、王さまに、「これでいいのか」と尋ねる日々を過ごしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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