sweet storm

赤ちゃんの頃から、ももちゃんにはカードを見せながら、
カードに描いてある絵の名前を言っていくという、
リングカード遊びをしています。
賢くなる為の遊びなのだと思うのですが、
意外とももちゃんは、集中して注目してくれるので、
こちらもおもしろくて、まだわからないだろうという頃から、
ついつい熱の入る遊びでした。
とはいえ、王さまの体調が悪くなるにつれて、
ももちゃんの相手もあまりできなくなり、
宝のもちぐされだな、と思っていたら、
ももちゃんみずから、それを本棚から発掘して来て、
リングカードで遊んでくれ、とねだるので、
夜寝る前などに、ベッドの上で遊んでいます。
特に国旗のリングカードがお気に入りで、
「シュペン！シュペン！」とおねだりされます。
シュペンとは、ももちゃんにとっては、
スペインをちゃんと発音しているつもりで、
とにかく、国旗のリングカードのことだ！と言いたいようです。
ここ一週間ほど、何度も何度も繰り返して国旗を見せていたので、
少しだけですが、みただけで国名を言えるようになり、
「シュペン！ブータン、カナナ、カーアーア、マーレーン！」
と、得意げに言ってはいますが、何を言っているのか、わからないですよね(笑)
これは、「スペイン、ブータン、カナダ、カザフスタン、バーレーン」と言っています。
他にも、スイス、インドを赤ちゃん言葉で言い、昨日は、セーシェルを覚えたようです。
そして、カードが一周すると、もう一度読んで欲しいと言われるのですが、
「もう一回お願いしますって言って」と教えると、
「いっかい！！」と元気に言ったあと、ベッドの上に立ち上がり、土下座します(笑)
このお願いしますを一体、誰に習ったのでしょうか。
何度も何度も繰り返すうち、ももちゃんが国名を言わなくなると、
やっとねんねの時間です。

こうして、娘の成長を感じるのはこれ以上無い幸せです。
ももちゃんにハグしてもらって、「ママ、ママ」と呼ばれるたび、
生きなくては。と思います。
こう思わせる為に、王さまは子供を欲しがったのかもしれません。
そして、王さま自身も生きなくてはと思ったのでしょう。
両親ともに、生きなくては、と思わせる事の出来るももちゃんはすごいなと思います。