sweet storm

先日、ももちゃんを連れて公園に行ったときのことです。
大きな公園で、車で行ったので、公園内のあちこちにある駐車場の1つに
車を停めてももちゃんと遊びました。
お昼時だったので、ももちゃんとベンチに座っておにぎりを食べていたら、
併設されているキャンプ場にたくさんの人がいて、バーベキューをしているようでした。
近くにあるグランドではソフトボール大会が行われていて、
のどかな休日で、ここに王さまがいても何もおかしくないような、
本当にのんびりした日だったのですが、
駐車場でももちゃんと歩いていたら、車が入って来て、
危ないのでももちゃんを少しよけさせたのですが、
その車が、ももちゃんを気にしながら駐車場にバックで車を停めていたら、
メキメキメキ！と音がして、車が生け垣に突っ込んでいました(-_-;)
あちゃーと思いながら、知らない振りをして通り過ぎたら、
後ろからその車の方が追いかけて来て、「女王さん！」というので
びっくりして振り向いたら、やっぱり知らない人で(笑)
でも、よーくよーく考えたら、王さまのお葬式の時に見た、
王さまの会社の後輩の方・・・のような気が・・・。
喪服しか見たことが無かったので、私服ではかなり老けて見えて、
気づくのが遅れたのですが、確証はないし、まさか本人にどなた？とも言えず、
「あ、王さまの会社の方ですよね」と、
いかにも知っているかのような口ぶりで、
しかも、後輩でも先輩でもどちらでもいいような挨拶をしておきました(笑)
よくよく聞いたら、この方は、会社の方とこれからバーベキューをするということ。
しかも、ソフトボール部のメンバーとだそうで、私は気づいていませんでしたが、
周りは殆ど、王さまの会社の方だったようです(笑)
その方以外は気づいてないと思いますが。
それにしても、お葬式で会っただけなのに、
よく私の顔を覚えていらっしゃったな、と思ったら、
なんと、ももちゃんの顔を見て、あまりにも王さまにそっくりなので気づいたそうです。
似てる似てるとは言われますが、
そこまで？？とちょっと気味が悪くなってしまったのですが、
ひょっとして、ももちゃんの顔を見ていて生け垣に突っ込んでしまったのか？
でも、その方と話している最中に、他の方もバックで生け垣に突っ込んで、
メキメキメキ！と音がしていたので、単にちょっと運転が上手でないだけなのかも(笑)

それはともかく、私のことなんて、単なる先輩の奥さんなのに、
わざわざ声をかけてくださって有り難いです。
王さまの家族のことを少しでも気にかけてくださる方がいらっしゃるのですね。
挨拶と、ももちゃんの話を少ししただけですが、
この方は、多分、王さまがすごく好きだったのだと思います。
ももちゃんを見ながら、少し目の周りが赤くなっていました。
王さまのことをそんなに思ってくれて、王さまは幸せだな、と思います。
そして、王さまは、とても慕われる人間だったのだな、と誇りに思います。
私は私で、王さまが元気だったら、この方と、今、バーベキューをしていたのかも。
と思うと、涙が出そうになってしまいました。
こうやって、青空の日には、王さまのことを思い出して、
あと何十年泣けばいいのでしょう。
行きている間、ずっとって、長過ぎる。
正直、自分の天寿が短いことを祈ってしまいます。