医者選び
母が父と違う皮膚科に行っていたのは、どうやら、そんなに人気がないのか、いつ行っても他の患者さんが殆どいなくて、ガラガラだったかららしいです。父は待ち時間3時間なんてざらな町で人気の皮膚科に行っているのです。まあ、確かに、3時間も待つのは嫌ですよね。父は、車を持っていて、順番だけ取ったらさっさと帰って来て、ネットで自分の番までどのくらいかを家でチェックして、頃合いを見てまた出かけるのですが、母は、平日は自力で電車に乗って行くしかなかったので、待たされない病院を選んでいたのだそうです。それはともかく。両親とももちゃんは、母の太陽アレルギーを診てもらうべく、ゴールデンウィークで、かかりつけの皮膚科が開いているかどうか、調べもしないで、いちかばちかで行ったわけです。私がネットで調べたのですが、診察時間は直接聞いてくれと書いてあって、何の情報も得られなかったのです。開いてなかったら、他の皮膚科に行けばいいんだから、という、軽い気持ちで行ってしまった両親。内科や外科の患者と違って、元気ですから、なんとでもなるわけです。そうして、かかりつけの皮膚科の前まで行ったのですが、行って呆然としてしまったそうです。母のかかりつけの皮膚科は、廃業していたのです。そりゃ、ネットで調べても情報が無いはずよね!と、母は言っていましたが、ネットでは、まだその皮膚科が営業しているかのように町の医者として載っていたことのほうが問題だと思うのですが(笑)廃業してしまってまだ一ヶ月だそうですから、ネットの情報にタイムラグがあっても仕方ないかもしれないですけど。そうして、母は仕方なく、3時間待ちの皮膚科に行ったそうです。そこでもらった受付番号が90番。朝から90人目の患者という意味です。やっぱり、待ち時間は3時間。しょうがないので、お昼前に戻って来ました。再診の場合、ネットで受付ができるのだそうです。最近はどこもオンラインですよね。父はパソコンも使いこなしますが、母のようにビデオとDVDとブルーレイの区別のつかない人にはなんとも不便なシステムだと思います。そして、母は薬などもらって帰って来たのですが、先生に、しっかり日焼け止めを塗れと言われたそうです。そんな簡単な対処法があったのか、と驚くと同時に、そんな簡単な対処法もしていなかったのかと呆れました。日焼け止めなんて、太陽アレルギーじゃない人でも、この時期、普通に塗ると思うのですが・・・。ももちゃんでさえ塗っているのに。やっぱり母は不思議な人です。