今日はオーラルケアの話を少し。 歯磨きの重要性は皆さんよくご存知だと思いますが・・・。 わかってるんだけど。。。中々って。。。 (^_^;) 私もです。 ついついサボりがちになります。 なので私は普段皆さんに「最低3日に1回は歯磨きを」とお話しています。 なぜ3日なのかというと。。。 まず、食べたあと20分後くらいからペリクルという薄い膜が形成されます。 その後6~24時間でそれがプラークになります。 プラーク、つまり歯垢ですが、この歯垢は細菌と細菌副産物から形成されているもので、軟らかく簡単に除去できるものです。 これを更に放置すると、唾液中のミネラルが沈着し、やっかいな歯石を作ります。 そしてそれを更に放置すると硬い層の歯石を溜め込んでいくことになります。
ペリクルの段階で毎回除去するのが理想的ですが、中々忙しくてそうもいかない。 プラークの段階でも「おっと!今日も出来なかった・・・」なんてことはよくあります。 でもまだ大丈夫です。 3日の頻度で歯磨きをやってあげれば歯肉に添った黄色い歯石を見ないで済みます。
しつこい歯石を除去するためには、酷い場合は全身麻酔をした上での除去が必要になります。 私は全身麻酔のリスクを考えると、面倒でも歯磨きすることを選びます。
うちの掛かり付けの獣医はひどいです(笑) 麻酔打ってそのまま起きて来なくなる子も実際にいるんだわ。。。と公言しています。 こわ・・・。 麻酔によるショックで死んでしまう子もいるっていうことですね(-_-;)
それにお金も掛かります。 歯石取りに掛かる金額は犬種やその歯石の定着度によりますが、1万円くらいから私が聞いた例では2万3万と掛かったケースもあります。
なのでみなさん! 愛犬の健康と節約のためにも、きちんと歯磨きをしてあげましょう!
これは歯石の沈着しやすい臼歯の隙間に付いてしまった歯石をスケーリングしているところです。 歯石取りの器具は人間用のオーラルケア製品売り場で見かけますので、必要な方はそちらで。
スケーリングをしたあとは、歯の表面が凸凹になっています。 これを放置するとまたそこへプラークが沈着してしまうので、必ずポリッシュ(磨く)を掛けましょう! 専用のペーストですと、犬が好む味やフレーバーになっているのでやりやすいと思いますよ。
小春や他の2匹は、生後2ヶ月くらいから口に手を入れて歯磨き訓練をして来ました。 そうすることで歯磨きを嫌がらない子になります。 小春に至っては歯磨きペーストが大好きでハルの手入れをしている傍から
「早く! 早く! 次私の番!」と。。。可愛いです。。。(親バカ)
あ! それから、うちは歯ブラシを何本も潰してしまっているので、りんご酢を水で薄めたものに専用のコットンを浸して磨いています。 これだと自分の指で細かいところを磨いてやれるので満足しています。 一応オーガニックコットンのようです。 別にオーガニックでなくてもいいんですが、値段が大して変わらないので。。。。。折角だから。。。。みたいな。。。(^_^;)
使い捨てのフィンガータイプよりもこちらの方は洗って何回かは使えるので。。。格安かな?
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愛犬の健康のために手作りおやつをどうぞ。。。
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