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テーマ:ヘヴィメタルを語る(673)
カテゴリ:メタル・音楽
私のページに来ている方々でDeftonesと聞いても分かる方は殆どいないかもしれないが、彼らはヤングエイジのハードロックバンドでアメリカでは彼らはとっても人気がある。(日本でも数回コンサートをしているはず)コンサート会場も中の上のレベルぐらいが埋まってしまうほどだろうか?新アルバムもリリースすればビルボードで10位以内に入っちゃうぐらいだろうか。とにかくゆっくりとした重いサウンドで、聞いていると雲の上に浮いているような、不思議な低音を出している。
で、そんな人気バンドのメンバー達がなんと昨夜、ノリノリが働く日本食屋にやってきた。勤務時間が長いのでレストランで働くことに関していつもぶつぶつ言っている私だが、こんな時ほどノリノリに感謝することはない。コンサートを既に何回も見ているバンドなので、ノリノリは自宅でゆーゆーと遊んでいた私に即効電話をかけてきて(この前のキャメロン・ディアズの二の舞にならないように・・・)「どうする?くる?どうする?」と聞く。 「当然!今から飛んでくわっーーーーーー」 慌ててDeftonesの最新CDジャケットを棚から取り出し、デジカメをかばんの中に突っ込んで、ゆーゆーをさっとチャイルドシートに乗せて抱えて家を飛び出した。わざわざレストランに出向いたのに帰られちゃったら困るわ!何でもいいからいくわよ、ゆーゆー! レストランに着くと彼らにサービスをしていたウエイトレスのときさんが「上にいるわよ!連れてくわ!」と早速ゆーゆーとノリノリと私を案内してくれた。ときさんも自慢毛に彼らに「このレストランのマネージャー夫婦があなた達の大ファンなのよ-」と紹介してくれる。で、感動のご対面!!! メンバーは選んで入ったレストランのマネージャーがファンだと知って結構盛り上がって、喜んでくれた。おー!いらっしゃい!などと笑顔で迎えてくれる。ノリノリは「僕の奥さんとベイビーですー。」などと家族紹介をしはじめる。かわいいベイビーだねぇ!いいねぇ!と手前に座っていたドラムとターンテーブルの二人がおおはしゃぎする。一番奥に、ボーカルのチノが座っている。あぁ、こんなに個人的に話す機会があるなんてっ。たいしたことはしゃべれないが、この瞬間ほど「取りあえず英語が直ぐ話せるスキルを習得してよかった・・・」と思ったことはこの過去6年間でないだろう! 早速私の口からは「あのー!これ持ってきました!」とたいしたことない会話第一弾が飛び出し、取りあえずCDジャケットを出す。わざわざ最新アルバム(といっても1年くらい前だが)を選んでみた私。メンバーは喜んで「おぉ!準備がいいねぇ!ほら、彼女これ持ってきてくれたよ!ペンある?!」とペンを渡すと早速メンバーにまわしてサインをしてくれた。 「あのあの、もうとってもファンで、何回もコンサート行きました!チノ!君がステージから出た時、足をね、何回か持ってあげたことあるんだよー!」と言うとメンバーが「へー!そうなの?!あれね、あれ、あの時ね-!」と笑う。(あの時っていうのは、いつもボーカルの彼はコンサート中ステージから降りて、観客の一番前の柵に立ち上がって観客に足を支えさせて、観客にむかって歌ったりするのだ) 「名前くれたら、明日のショーのチケットあげるよ。」 「え?!ほんとう?!うれしい!ありがとう!」 もううれしくて緊張して頭が真っ白だが、とにかくお礼を言いまくって、食べているのを邪魔したくないのでそそくさとゆーゆーと退散した。あぁ、何でもいいわ、幸せだわ、ふらふらふらふら・・・。 ときさんにメンバーと一緒に写真を撮ってもらったが、デジカメが初心者向けでない撮りにくいものだったので、後で見たら思いっきりぼけていた。 ノリノリは仕事でコンサートには行けないので早速、ヤングエイジメタル仲間(同じメタル好きでも古いのしか好きじゃない人もいる)のメーガンに即効電話して、一緒に行くことを約束する。慌てて他の友達に電話して、ゆーゆーのベビーシッターを頼む。そんなわけで、すっかり頭と体はメタルで一杯になるみんパイなのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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