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カテゴリ:真黒ノ詩
死音ノ香
人が行きかうこの道は 屍と腐肉で埋められた 飾りの皇の肥えの糧 三徒の使いと黒の華 豚皇の首を掴まんと 煉の国から這いに出る 炎と氷と風の徒は 闇より出華と行き 飛ばした首を植え替える 肥えた身体は青々と 葉先を弛ませ生い茂る 与えた物は水代わり 欲と女と血と 酒と 性を詰め行き辿る道 己の作った屍の道か 積んだ頭と詰み行く首 釣瓶で絞める 首もなし 咲いた花の笑い声 下卑なる事は極まりない 抑えた花弁を毟り取り 残すは力と死音ノ香 諫めた花の叫び声 下卑たる事は極まりない 刈った竿茎摘み上げ 砕くは魂と死音ノ香 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.13 01:11:50
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