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カテゴリ:旅行 自然
中・高時代の同級生ひろしクン
のお祖父さまは植物学・生物学者 の西村真琴(1883〜1956) 明治15年生まれ。 畑中圭一著、評伝『エコロジスト 西村真琴の生涯』 ー地球は人間だけのものではないー を読んで以来、押寄せた感動の 波がいまだに引かないでいる。 ひろし夫人のあや子さんから いただいたこの本は、今では私の バイブルです。 真琴の生き方に強く心惹かれた 畑中圭一が渾身の取材をして 彼の生涯を本にしてくれたことに 感謝。 本の帯 そして真琴の次男が名俳優の 西村晃だと知ったのは、何年か前、 あや子さんから聞いていた。 本の中にも、父親真琴のことを 語っているくだりが興味深い。 専門の植物学を極めるだけでなく 詩、版画、水彩画など多彩な 才能は驚くばかり。 満州で二千余りの植物の標本を 作り、蒙古(モンゴル)にも足を 伸ばしたときの絵だそうだ。 この絵が掛け軸になっているのを 拝見したことがある。 『 雪中脱兎 』の書が添えられて いた。 スケッチ画のコピーも何枚か いただいた。 コロンビア大学で植物学を学び NY自然史博物館で5年間、 アメリカの植物分布調査や標本 を作成し博士号取得。 牧野富太郎には惜しみなく自らの 標本を提供したという。 真琴夫人は日本で幼稚園の先生を しながら4人の子どもを育てて、 夫のアメリカ留学を支えたくだり は、牧野夫人の寿衛子さん と重なる。 まだまだエピソードてんこ盛りの 真琴伝、ひとまず筆を置きまする。 右端が真琴、手をつないでいる のが西村晃。 ひろしクンの叔父さんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.08.13 11:29:24
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