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峠道で見つけたメルヘンハウスに
出会ったのは2年前の夏だった。 広大な敷地に大小さまざまなデザインのお家があっちにもこっちにも。 パステルカラーの屋根や壁や煙突が 柔らかい曲線で作られた、夢のよう なおうち。 畑仕事をなさっていた 背の高い男性にお声をかけたのが 2年前のことでした。 そして母屋で一心に絵を描いていた のが拓也くん。当時小6。 この家を建てているのが(まだ未完成)、背の高い男性、拓也くんのお祖父さまだった。 高原のくらしに憧れて、現役で仕事 をしている頃から、新潟県上越市の ご自宅から週末に通い続け、ひとり でコツコツと建ててきたと伺った。 設計図もない。 2年前から更に進化した家の内部を ご披露しましょう。 壁一面に少年作家、拓也くんの絵。 夢を現実にした拓也くんのお祖父さまとお祖母さま、静かな佇まいの素適なご夫妻です。 拓也くんの作品におのずと表現 されているキラキラした物語は お祖父さまの世界感と重なって いる気がしています。 『 The・アリス〜ワンダーランド 不思議の人々たち〜』 絵と文 畔上 拓也 2022年5月22日 初版第一刷 部屋の窓からの景色。 ↓ 窓枠が額縁となり、まるで絵画 です。 ④に続きます 、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.25 20:18:31
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