U=ω=)ノ　ブログみんせい

自分が子供の時、よくテレビで「懐かしのあの歌トップ１００！」みたいな番組がよく放送されてて、うちの親が若い頃に流行った曲なんかが流れていて、いつも家族で見ていました。
かぐや姫やタイガース、アリスなどなど・・・。杉田次郎はいっつも「戦争を知らない子供たち」歌ってるなぁ、なんて思いながら。

で、最近のこの手の番組を見てると、おいらが「あぁ、懐かしい！こんなん流行ったなぁ(´ｰ｀)」って思うような曲ばかりが流れてるんですよね。おいらも歳をとったんだなぁっていっつも思い知らされます(´・ω・)ゝ”

でも、そういう流行った曲じゃないんだけど、自分の中で大事な大事な曲が１曲あります。
それは、徳永英明の『さよならの水彩画』です。これ、知ってる人がいたらすごいなぁ・・・。

なんでこの曲が思い出の曲かというと、おいらが中学１年の時、２コ上の３年の先輩を好きになる女子が続出。おいらもその中の一人でした。数ヶ月前までランドセル背負ってた子にとって、中３の先輩はすっごい大人に見えたものでした。

おいらが好きだったのは同じハンドボール部の先輩で、一応キャプテンをやってる人でした。でもその人は背も低くて、顔もパタリロに似てて（あだ名がパタリロ。まんまやん）、後輩からモテるタイプじゃないような人でした。
それでもその人のことがむっちゃ好きで、よく３年生の教室のそばでわざとらしく遊んでいました（偶然を装って会う為）。

で、その年の文化祭。３年生の出し物はどのクラスも歌でした。パタリロは３年Ａ組、おいらは１年Ｂ組。偶然にも１－Ｂの後に３－Ａという順番でした。
おいらのクラスはＬＩＮＤＢＥＲＧの『ＢＥＬＩＥＶＥ　ＩＮ　ＬＯＶＥ』とＡＳＫＡの『はじまりはいつも雨』を歌いました（今思うとなんて恥ずかしい選曲・・・ﾉ(´д｀*)ｱﾁｬｰ）。しかもフリ付きで。( ´,_ゝ`)ﾌﾟｯ

そして、３－Ａの出番。おいらたちが満足気な顔で体育館脇からはけている時、パタリロとすれ違いました。そこでパタリロがおいらに向かって一言、

「お前の声、むっちゃよう聞こえたわぁ」
そんな何気ない言葉で、おいらはもうキュン死に。顔ニヤけっぱなし( ´艸｀)ﾑﾌﾟﾌﾟ　そうこうしてる間に３－Ａの歌が始まりました。その時に３－Ａが歌ったのが「さよならの水彩画」だったのです。

バラードなんですが、ほんまにいい曲なんすわ！！しかも、パタリロはやけに声がでかく、みんな「パタリロの声、むっちゃ聞こえるよなぁ」と(　´д)ヒソ(´д｀)ヒソ(д｀　)言っておりました。それでもおいらはパタリロに惚れ直し、ますますパタリロにはまっていったのでした(･x･)ぷっ

この曲を普段耳にすることは滅多にありませんが（マイナーすぎて）、たま～にふと思い出しては、なんか懐かしいやら気恥ずかしいやら、甘じょっぱい気持ちになります。
こういう思い出の曲って誰にでも１曲はあると思うんですが、その曲を聴くと当時の思い出がよみがえるって、歳とった証拠なんでしょうかねぇ(´-ω-`)

この曲、試聴できるサイト探しまくったんですが、結局見つけられず｡･ ﾟ･｡* ｡ +ﾟ｡･.｡* ﾟ + ｡･ﾟ･(ﾉД`)　ものすごーい古い曲なのですが、もし知り合いに徳永ファンの人がいたら借りてみて損はない（ハズ）。

まぁ、誰も望んじゃいないだろうけど、歌詞とか載せちゃったりします。←試聴サイトが見つからなかったのが相当悔しかった模様。


『さよならの水彩画』

雨のロータリーで傘を振り切ったね
“さよなら”と乗り込んだバスが出るよ
足早に後ろの席に坐る君は
銀色の窓越しにその目伏せただけさ
心の隅に君を描いた別れの水彩画
きっと雨にきらめく君は今綺麗だよ
頬づえついて涙止めていたね
ＬＡＳＴ　ＧＯＯＤ－ＢＹＥ

長い髪でそっと横顔隠したね
僕の愛断ち切ってバスがドアを閉ざす
君がはじめてのルージュつけ僕と出会った季節
遠く眩しさに目を細めても帰らない
見送る街に少し笑顔見せた
ＬＡＳＴ　ＧＯＯＤ－ＢＹＥ

心の隅に君を描いた別れの水彩画
きっと雨にきらめく君は今綺麗だよ
小さくなったバスの影に　今は
ＬＡＳＴ　ＧＯＯＤ－ＢＹＥ　


ちなみに、パタリロとは卒業までいい先輩後輩の関係のままでした。卒業式のとき、友達にボタンもらってきてもらったりして・・・。あぁ、あの頃は若かった.｡.:*･ﾟﾟ･(´ｰ｀).｡*･ﾟﾟ･*:.｡.