テーマ:今日は何の記念日?(694)
カテゴリ:U・ω・)ノ 我事
昨日も長々と自分の誕生について語ってしまったのですが、もう一日だけ誕生日ネタでいかせてください。
昨日のお昼、実家の母から電話がありました。 「誕生日のケーキを買ってあるから、帰りに取りに行ってな」 との事。うちの近所には有名なケーキ屋さんがあるのですが、わざわざそこまで来ておいらの誕生日のケーキを予約したと言うのです。そこのケーキは甘さ控えめでとてもおいしいのですが、お値段もちょっぴりお高めで・・・。 「あ、お金は払ってあるから。」 当たり前じゃ。 「ロウソクは27本でって言ってあるから」 うわぁ、取りに行くのめっちゃ恥ずかしいんですけど。 とまぁ憎まれ口を叩きながらも、内心嬉しかったですよ。別に毎年ケーキを買ってもらってたわけでもないし、結婚してからは親に誕生日を祝ってもらう事もなかったので、予想外のサプライズでした。 そして、仕事帰りにケーキ屋さんに直行。店に入ると、平日の夕方だというのにお客さんも多い。しばらく様子を見ながら、忙しそうに働いてるお姉さんを呼び止めてみる。 おいら:「あの~、ケーキを予約してるみんせいという者ですが・・・。」 お姉さん:「あ、は~い。ちょっと待ってくださいね」 忙しそうなのに、さらに忙しくしてしまってゴメンナサイ。上原多香子似の若いお姉さんは冷蔵庫の方へ走っていき、ケーキを取り出した。そして、パティシエに一言 「文字、お願いしま~す」 文字?! ロウソク27本の時点で既に恥ずかしいのに、文字入れまで頼んだか、オカン。 横目でチラチラ厨房の方を見ていると、小太りのパティシエがサラサラを文字を書いているのが見える。うちのオカンのことだから、普通のメッセージにはしてないはず。パティシエさん、何か変な事を書かされていませんか? そうこうするうちに、無事ケーキ完成。上原多香子がおいらの前にケーキを持ってきて、 「こちらでよろしいでしょうか?」 とケーキを見せる。でも、こっちに傾けてくれてないため、文字が全く見えない。まぁ、なんでもいいやってカンジでOKを出し、ケーキGET。 帰路を急いでいると、オカンからメールが。 「ケーキとりにいきましたか」 (原文のまま) あぁ、お礼の電話しとかなきゃな~と思い、自宅に着く前に電話をしてみる。 「あ、お母さん?ケーキもらいました。ありがとう。」 と、かなり照れくさかったがお礼を言った。するとオカンの第一声は、 「字、見た?」 こやつ、やっぱり何かしでかしておるな!! 「いや、まだ家着いてないけん、見とらん」 「もぅ!はよ帰って見てみて!特に下の方!じゃあね~ぎゃはははは」 プー プー プー・・・ 一方的に切られました。 期待と不安を抱きながら帰宅。早速ケーキの箱を開けてみる。 おぉ~!! 予想以上にデカイ。フルーツもたっぷりだ。高かったろうに・・・。 問題のメッセージを読んでみる。 おたんじょうび おめでとう あら? 案外普通じゃん。くっそ~、なんか悔しい。 ん? んん?? パパママだぁ?! 勘違いされても困るので言っておきますが、おいらは生まれてこのかた、親のことをパパママと呼んだ事は一度もありません。パパママってカンジの人じゃないですもん、うちの親。オトンオカンってカンジですもん。 そんな人が 『パパママより』 って!!! しかも27歳の老け顔の娘に!!!!! 照れ隠しなのか、ただ単に笑いをとりたいだけなのか、オカンの考えはよくわかりません。でも、なんかちょっと泣きそうになったのは事実です。なんか、今までの誕生日中でも一番嬉しかったかも。 あぁ、最近涙もろくなったなぁ・・・。歳のせいか? しばらくすると、ダンナが仕事から帰って来ました。その手にはケーキ屋の紙袋。そして、 「ナッピバスデートゥーユー♪ ナッピバスデートゥーユー♪」 と、発音がいいんだかどうなんだかよくわからない歌を歌いながら、おいらにその紙袋をくれました。あぁ、オカンとかぶっちゃったかなぁと内心思いながら紙袋を開けてみると、オカンが買ってくれたケーキ屋さんとは違うケーキ屋の、しかもケーキじゃなくて私が大大大好きなシュークリームを買ってきてくれてました!そこのシュークリームは最高においしくて、ずっと食べたいなぁと思ってたんでマジ感激!ありがとう、ダンナ!!! お風呂から出て、ダンナが買ってくれたシュークリームとおかんが買ってくれたケーキ両方をいただきました。ほんまにおいしかったですわ。 あ、もちろん27本のローソクに火を灯しましたよ。 幸せな一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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