帝王切開の日1。
2月17日、逆子のため帝王切開で出産をしました。1ヶ月以上も経ってしまったけど、その日のことを残してみようと思います。36週の健診の日。いつも通り診察を受けたところ、子宮口が3cm開いている、と!手術予定日はその6日後だったけれど、先生が念のため、この二日後に診察を入れてくれた。そこで状況が進んでなければ予定通りで。でももしかしたら管理入院か、その日に出産ということもあるかもと言われ、一応食事制限と入院準備も、とのこと。私は全く自覚症状もなかったので、かなりびっくり。。妊娠最後の週末を楽しもうと思っていたのに--;、と残念に思いつつ、二日後までに産気づいたらどうしよう、とかなりビクビクしながら慎重に過ごした。そして診察の日。内診を始めてすぐ、先生、「あら、もう4cm以上開いてるね。赤ちゃんかなり下りてきてるし、今日にしましょう!」それが朝の十時で、そこからは、なんともスピーディでした。すぐ病棟に連れて行かれて、荷物をかたづける暇もなく、着替え、採血や点滴、剃毛、モニター(お腹の音はこれが最後。慌しい中、かなりしみじみと聞き入っておきました^^;。)。そして、あっちゅう間にストレッチャーで手術室へ。その後の話に聞いていた背中の麻酔は、そこそこ痛いけど、まあ我慢できる程度。それからすぐ、麻酔の効きを確かめるために、あちこちつんつんされるのだけど、けっこう感覚が残っているところが多かったので、「そこ分かりますっ。冷たいですっっ。」とかなりしつこく言っていたと思う--;・・。メスが入ったときも、一瞬チクッとした感触があったので、気のせいかなと思いつつ、一応「痛いですっっっ!」。手術中は、痛み以外の感覚はあって、なんかイジられてる・・、という感じでした。(実は、上のライトに何やら映っていたのだけど、お蔭さまで目が悪いので、しっかり見なくて済んだ・・。でも生々しい色してたな~・・。)そして、そばに付いていてくれた看護師さんが、「ちょっと引っ張られる感じがしますよ。」と言った直後、体が動くくらいお腹を思いっきり、ぶんっぶんっぶんっと三回左右に振られ、赤子誕生。。帝王切開の子はあまり泣かないことがあるって聞いていたので、不安があったのだけど、しっかり産声をあげてくれました。胸に抱くことはできなかったけれど、すぐに顔を見られて、私はその手をしっかり触ることができました。ちっちゃくて、真っ赤で、顔くちゃくちゃで、髪の毛ぺったんこで、でもとてつもなく可愛かった。「こんな瞬間があるんだ。」味わったことのない感動で、どうやったらこの感覚を鮮明に覚えていられるだろう・・、とその時切実に考えたのを覚えています。37週4日での出産。エコーでは推定2900を超えていた体重は、実際出てきてみたらちょっと小さめ。でも、しっかり元気な女の子でした。