テーマ:言葉の遅い子の子育て
カテゴリ:Mの事
現在25歳になった長男
子供の頃から大好きだった 車の設計に携わる仕事につき 一人暮らしの寮生活にも慣れて 楽しく生活している 趣味はゴルフにスノボ、山登り 良い友と上司にも恵まれて 彼女もいる 思い返せば 3歳児検診の時に 自閉症の傾向があると言われ ちょっと不器用でなかなか友達ができず 小学校低学年の頃は親も本人も苦労した その時は この子が幸せになれる未来を模索して 必死だった 今 夢にまで見た未来が現実になり 安堵とともに思うのは あの時のあの対応が良かったのだと 振り返る事がいくつかある 1、子育てで悩んだ時、第三者機関に相談に行く 1人で悩みを抱え込まない、専門家のアドバイスを聞く 私は、言葉の教室や幼児の子供発達センターを利用した 2、小学校以外の遊びの体験グループなどに所属させる 学校というのは特殊なコミュニティーだ そこでだけの価値観に囚われない もっと自然なコミュニティーで楽しく友達と関わる体験を経験させる YMCAのキャンプやNPOの野外活動に参加させた これが本当に、自己肯定感の維持にとても大切だったと思う 3、子供が「自分はだめだ」と落ち込んだ時効果的だったと思う声かけ 「あなたの良さは大人じゃないと分からない」 友達とうまく関わらなかったりバカにされたりして 泣いていた時 私は何回かこの言葉をかけた 人間の価値なんて 学校の先生の評価や子どもの考えで決まる物ではない 他者を認める力や優しさ もっともっと深いし 人を評価するなんて本来誰にもできない事だと私は思う 不器用だからこそよかったり 1人でできないからこそ仲間を大切に思ったり ちょっと個性的なあなたらしさが 素晴らしいのだと 人生経験を積んだ大人になった時 皆んなやっと分かってくるのだ そんなあなたを好いてくれる仲間が 集まってきてくれるのだ そして、大人になった今 彼を見ていると 本当にそれが現実となっている事が嬉しい 今でも決して器用ではないが 彼の優しさ、個性的なお茶目なところを慕ってくれる 良き仲間に恵まれている 今、ちょっと個性的な子供の子育てに悩んでいる というかた方へ 私の子育ての経験が 少しでも何かのお役に立てれば 本当に嬉しく思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年04月23日 17時59分04秒
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