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Story of my life

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2007年06月12日
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カテゴリ:Mの事
昨日午前中、ママ友達4人でランチをした
2年前、子どもの同じ悩みを抱え、教育センターの療育に月2回通っていた仲間だ
当時子供達が別室で療育を受けている間、親達は相談員と共にペアレントトレーニングを学んだり、日頃の悩みを打ち明け合ったりしてとても有意義な時間を過していた
昨年春からは我々はとりあえず卒業ということで、希望者だけ個人的に相談に行くという形に変わった
その後も2回くらいは4人でお昼に集まって近況などを話していたが、今回は8ヶ月ぶりくらいだ

うちのMが4年、2人は5年、1人は3年の集団生活で少しはみ出しぎみな男の子達だ
ただ、年齢が上がると共に状況は概ね好転していて、皆悩みはあるものの、大きな問題にはなっていない感じだった
しかし、3年生のお母さんだけは最近先生からいろいろと問題点を指摘されてしまったらしく、どうしたらいいものか悩んでいた

チャイムが鳴っても席に付けない
教科書を開かない
5年生とのトラブル
やる気なさげな態度等等
お母さんはとても困っている様子で話す
ADHDの傾向があり、薬を試してみたほうがいいのかどうかも悩んでいる
私は自分の体験や感じたことくらいしか語れないけれど、Mの場合は欠神てんかんという病名がはっきりして薬を飲み始めてから友達関係が好転した事を話した

皆でいろいろ話しているうちに、こういう子ども達にとって、小学校、中学校の義務教育時代が一番辛い時期なんだとある先生に言われたのを思い出した
言われた事を言われたとおりにテキパキと要領よくこなす
オールマイティーを要求されてしまうだけに、その枠にはめようとする事事態に無理がある
大人になって自分の個性を生かせる環境に身を置けて、結果を出すことができれば、多少出来ない事、不器用なことがあってもきちんと評価はもらえるものだと思う
場合によっては全て完璧に出来る人よりも人間味があって可愛がられることだってあるだろう

長い人生、学校でうまくやれることがどれほど意味があることなのだろうか
あまり外れすぎて周りに迷惑をかけてしまってはいけないと思うが
良い評価を得ようともがく事は徒労なのではないだろうか
それよりも個性を活かし、自己評価を高く維持しておくことがやっぱり大切だよねと話はまとまっていく

確かに自分の子供の欠点を指摘されるのは辛い
すばらしい、良くできると褒められる方がそりゃ嬉しい
恐いのは、母親が我が子の評価を下げてしまうことではないだろうか
親が自分を良く思ってくれていないと感じれば、子どもだって自己評価を上げようがない
母親が子どもを認めること、長所をしっかりと理解する事これが大切だと思った

悩んでいる3年生の子のお母さんに聞いてみた
「○○君のここはすごい、ここがいいと親として思うところはどんなところ?」
しばらく悩んで、反応が早い打てば響くようなところだと返事が帰ってきた
「だから、もっとこういう風にできるでしょ!と言うんだけど・・・」
その台詞がいらないんじゃない?(笑)

子どもに期待しているが故の親の台詞
もちろん自分にも当てはまってしまう耳の痛い事なんだけど、第3者の立場から話を聞いていると、見えてくるものがある

上を見たらきりが無いのだ
あんな事もこんな事もできるようになったではないか
歩き出した時、自転車の補助輪が取れた時
あんなに喜び褒めてやったではないか
そんな自分を忘れないようにしたいなぁと思った手書きハート





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最終更新日  2007年06月12日 14時26分22秒
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