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Story of my life

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2008年01月22日
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著者は海外教育コンサルタント
海外の教育環境への留学をサポートする方

読み終わって、「そうそう、望んでる教育ってこういうものなのよね」と共感した
海外ではこんな学校があるのかぁと羨ましく思えたし、なんだかワクワクした
こんな教師陣、環境で学業期を過せたら、すばらしい人生を送れるのではないだろうか

この本では高校生の時になんらかの理由で留学を決心し、苦労しながらも勉強に打ち込み生きる力と自信を手にして甦った成功例がいくつか書かれている

その中の1人の生徒が言っている
「日本では一生懸命がかっこ悪かった」
出る釘が打たれてしまう風潮がまだ残っている日本の社会
まわりの人と同じでありたい、目立つといじめられるからと自分を押し殺したり、与えられた環境で受け身のままなんとなく学校生活を送っていたりする子は多い
伸び盛りの子供達の個性や、やる気を消失させてしまっているのは恐い事だと著者は言う

群れの中でひとくくりにされて閉塞状況に陥っている子ども達、本当はもっと手足をのびのびと伸ばせるはず

日本の教育は、画一的な教育を提供することが平等だと思っているが
多様なニーズに応えられるのが平等なのである

子ども達が個性を育むためには「弱い面をよりいっそう尊重する」という姿勢が大切

個人個人の長所を自覚し、その違いに感謝し違いをほめたたえることを教える
そして個性のぶつかりあい、矛盾、妥協を通して社会の一員として「共通した価値観」をつくり、市民としての責任や喜びを得る事を目的とする

学習とは知識を得る事が目的ではない
知識を得る事の喜びや知識が自分とどう関係があるのか、そして知識をどう人生に応用するかを熟慮することを目的としている
知識を知恵に変える力を育む

そして最後に、世界を見ればさまざまな教育環境が存在します
「幸せに生きる力」を子ども達に、そしてあなたにも
という言葉で締めくくっている

子どもの幸せを願い日本の教育現場で悩んでいる家族に、こんな方法もあるという一つの手段として、或いはグローバルな教育観を知ることによって「大切な事は何なのか」を見失わない為の知識として、ためになる本だと思った





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最終更新日  2008年01月22日 15時25分31秒
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