カテゴリ:今日の出来事
朝小雨が降っていたのでどこか室内施設に遊びに行こうかということになった
「そうだ!『東山魁夷展』に行こうか!」主人に言ってみる 3月末からやっていて、春休みが終わったら平日にゆっくりと行ってこようと思っていた ところが、主人も行きたいと言う しかも、一人ではいやだと言う そんなぁ~じゃぁ土日ぃ~? 混んでるじゃん まあ、夫婦で美術館というのも考えてみれば子どもが生まれてから皆無だった 側に子ども達が好きな科学技術館もあるし、そこで二人を遊ばせとけば何とかなるか 憧れの優雅な主婦の平日美術館堪能はまたの機会にすることにして、今回は付き合ってあげるか と考えていたところだった 主人も行くかと乗り気になって、急遽決行することになった 竹橋駅から歩いて直ぐ、既に駅から美術館に向かう伯母さま伯父様軍団が多い 主人にチケットを買ってもらっている間、私は子ども達を少し先の科学技術館に連れて行く 腕時計を持たせて13時に入り口で待ち合わせする事にする 何度か来て子ども達も慣れているが、二人だけで遊ばせるのは初めて 少し心配だが二人はもう行きたいところがあってワクワク 親が側に居ない緊張感も、彼らにはスリル感があって少し楽しいようだ 寂しがり屋のKもお兄ちゃんがいるから大丈夫みたいだし 二人は振り返りもせずに入り口を入っていった で、いよいよ私達は『東山魁夷』♪ 入り口から予想通りすごい人 作品の作者本人の解説を聞ける音声ガイドを1つ借りて2人で替わりばんこに聴きながら周る 内容を書くと長くなるので省略するが、白い馬の時代直後の「春静」「花あかり」「曙」「照紅葉」辺りでは思わず感嘆の声がもれた 主人は「夏に入る」がお好みらしい ちなみに、私が一番好きなのは今回展示には無かったのだけれど「秋彩」です 思えばこの絵が東山魁夷作品との最初の出会いでした 混んではいたけれど、ゆっくりと周ることができた 主人と感想を述べ合うのもいい物だ 13時、子ども達も約束どおり技術館から出てきた Mはいつもの自動車運転をまだやり足りない様子だったが、お腹も空いたので、目の前の北の丸公園でお弁当を食べる事にした 雨も上がって天気も良くなり公園の芝生には家族連れが沢山シートを広げて戯れていた 池にはおたまじゃくしが気持悪いくらい沢山いて、子ども達がすくって捕まえて遊んでいた もちろん、我が家の二人も食べ終わると一目散に水に手を浸けて捕まえる あぁ、普段着で来て良かった・・・ 袖は濡れるしズボンは泥付くし・・・電車で帰るのに・・・ しかし、私はこの北の丸公園に来たのは初めてだった 科学技術館までは良く来ていたのに近くにこんなに素敵な公園があるなんて気が付くのが遅すぎ! さすが江戸城の北の丸、木々の大きさも幹の雄大さもちょっと違う 千鳥が淵の方も散歩してみたが、見事な大木に出会うことができて感激した 東山魁夷の絵を見た後だから尚いっそう自然の美しさに気持が向いていたのかもしれない 雨上がりの春の植物の緑の素晴らしい事! パワーを感じる 桜は終わったが、白とピンクの花水木が満開でツツジも鮮やかな花を付けていた 四季のある日本に生まれて良かったと心底思う また違う季節にもここに来よう 武道館の方まで散歩してまた技術館まで戻ってきた MとKはまた行きたいと言うので15時までと約束して再入場していった 親二人は1時間程散歩したり写真を撮ったりベンチで読書したり、なんだかいい午後を過せた お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月28日 10時07分16秒
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