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Story of my life

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2009年09月25日
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カテゴリ:今日の出来事
Kが地域のサッカークラブに入ってもうすぐ1年

これまで親達やコーチの対応

また親とコーチの複雑な関係

それぞれの家庭の子どもと親との関係

などなど黙って観察していて自分なりに問題点や対処方法が分かってきた

そこには故意に作られたわけでもなかったのだろうが

母親の心理を巧みに操るシステムが仕組まれている


3年生のKのチーム

母達は本当に熱心にサッカーの裏方をがんばっている

練習をまめに観に行くし、帰ってからも家で自主練に付き合い

夜練の送り迎え、コーチへのお茶出し

土日は家庭の仕事を何もできないのではないか?

他の兄弟や夫の世話ほったらかしではないか?

こんなにがんばって家庭崩壊にならないだろうか?

そんな心配すらしてしまうほど

実際夫との仲が険悪になっている家庭も多いらしい

なんでそこまでしてがんばるのか

そこに味噌がある

特に小学校低学年頃までの母の心理は

我が子が一番になって欲しい、母として優越感を切望しているのだ

だからコーチにも媚を売ってなんとか我が子を特別扱いして欲しいし

シュートをバシバシ決めてヒーローになって欲しい

その為に我が子に厳しく命令する親が多い

試合の時も子ども達はがんばっているのに親はなかなか満足しない

「なんであそこでああしたんだ!どうしてこうしない!なにやってんの!」

隣で聞いてて悲しくなる

このくらいの年齢の子どもは親に認めてもらう事が大きな肥やしになるのに

がんばってもがんばっても認めてもらえない

上達すれば更にその上を目指せと言われる

これでは子どもがかわいそうだ

つまり、根っこに親同士の競争心理が働いているのだ

我が子の成長や幸せが軽視されている

だから、コーチが一人の子を褒めたりしたらもー大変!

顔では平成を装っていても内心は穏やかではいられない

「あんな子に負けるんじゃない!」と更に拍車がかかる

滑稽である

3年生にもなるとだんだんこんな親の態度に反抗してくる子どももいる

親の命令に「うるあさいなぁ」と不快感を表す

そりゃそうだよなぁ、と私は思う

するとその親は

「最近すごい反抗期で言う事を聞かなくて困る」

なんて言っているそうだ

なるべくしてなった正常な子どもの反応だと思うのだけれど


こういう親としての正直な心理を自分で理解して

凶暴化していく自分を自制していかなくてはいけない

つまりはエゴなのだ

子どものためと銘打って、実は自分のために行なっている行動なのだ


コーチや子どもと適度な距離を保つ事が大切だ

親は子どもと共に行動する時、無私、自分を無くす必要がある場面が多々ある

子どもに考えさせ判断させる

そしてそれに責任を持たせる

その力を養うためには、命令する事をやめなければならない

距離をおかなくてはならない

実力とは自分で試行錯誤して失敗も経験した中から勝ち取った成功でないと本物にはならない

我が子の失敗も成功への道筋の途中なのだ

くじけそうになった時にサポートして勇気付けてやる

成功したら思いっきり褒めてやる

この役目こそが子どもが伸びていく近道なのだ

親が思っているよりも子どもの伸びしろは大きい

子どもがどれくらい伸びるのかどっちに伸びていくのか楽しみに見守るのだ

こっちに伸びなさい!なんて道を決めてしまってはいけないのは明白だ


実際Kは今伸びてきている

1年前は皆に全然ついていけなかったのに

試合に行ってもベンチを温めているだけで下の学年の上手い子が出て悔しい思いもしてきた

でも、最近の試合を観ていて

サッカー素人の私は感心するばかり

Kはこんなにガッツがあったのか!

Kはこんな事ができるのか!

本当に驚くばかりなのだ

先日の大会の祝勝会ではコーチから褒められっぱなし

いやいや、まずい

酔っ払ったコーチそれくらいにしておいて下さい

小さく小さくなっていく私だった






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最終更新日  2009年09月25日 10時03分40秒
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